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これは7月22日に放映された日曜美術館「縄文”美”の発見」のメモである。
【番組のまとめ】この夏、東京国立博物館の特別展「縄文―1万年の美の鼓動」平成館 特別展示室 2018年7月3日(火) ~ 9月2日(日) に、縄文時代の国宝6件のすべてが集結する。もともと土器や土偶などの出土品は、当時の文化や生活を知る研究資料として見られその美術的価値は見過ごされてきたが、芸術家・岡本太郎は「日本人の祖先の美意識だ」と激賞し、バブル時代の開発に伴う発掘調査で次々と貴重な出土品が発見され、ついに1995年に「縄文のビーナス」と呼ばれる土偶が初めて国宝に認定された。この番組では、その過程を追いながら縄文の美を味わう。 【ゲスト】建築史家・建築家 藤森照信、東京国立博物館 主任研究員・品川欣也 【司会】小野正嗣、高橋美鈴 1.岡本太郎の縄文文化論 これが「縄文の”美”の発見」について論述された最初の文章であった。 岡本太郎「縄文文化論」雑誌「みずえ」1952年2月号(↓) 重要文化財《縄文ポシェット》(↓) しかし、ギリシャ・ローマの出土美術品などを扱う「美術考古学」の伝統がないわが国では、縄文土器のように従来は考古学の対象だったものを美術史に組み込む試みは遅れていた。 「大森貝塚」の発掘現場 1985年(↓) 2.縄目文様が付けられた関山式土器 次は、「関山式土器」。これには定型的な「縄目文様」が付いている。 国宝「中空土偶」縄文時代後期 函館市出土 今までに指定された6件の国宝は、①縄文のビーナス(1995年)、②火焔型土器(1999年)、③中空土偶(2007年)、④合掌土偶(2009年)、⑤縄文の女神(2012年)、⑥仮面の女神(2014年)である。 縄文のビーナスのX線撮影写真(↓) 棚橋遺跡は、当時交易の中心地だった。 ①縄文時代の棚橋遺跡の地図(全体像)↓ 南の集落で出土した「縄文のビーナス」は、以前に「北の集落」で作られたものだったが、その後、南の集落に移り、ここでも大切に使われていた。内容が豊富で有益な番組だった。
by cardiacsurgery
| 2018-07-23 10:54
| 国内アート
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