琳派―俵屋宗達から田中一光へー ＠山種美術館

国学院大学博物館で「悪ーまつろわぬ者たち」を見た後（ブログ）、日赤医療センター行きのバスに乗り、次の東三丁目で下車。山種美術館まで歩いた。

山種美術館では、「琳派―俵屋宗達から田中一光へー」が開催中。

以下はこれの「お気に入り作品」一覧である。

　第1章　琳派の流れ

【琳派第一世代】

・俵屋宗達・本阿弥光悦《鹿下絵新古今集和歌巻断簡》・伝　俵屋宗達《槇楓図》【琳派第二世代】

・尾形光琳《白楽天図》【琳派第三世代】

・酒井抱一《秋草鶉図》・鈴木其一《四季花鳥図》【近代琳派】

・神坂雪佳《蓬莱山・竹梅図》第２章　琳派のまなざし

・速水御舟《翠苔緑芝》・加山又造《華扇屏風》
全く、宗達のこの形式のよくできた屏風を見ていると、いつもどこかで一瞬、眩暈に似た感覚を味わされる。（「音楽的空間」『芸術新潮』1964年7月）・荒木十畝《四季花鳥》
自分は光琳の天才を慕っているものではあるけれど、決して光琳の跡を追う者ではない。（『美術の日本』1913年7月）第3章　二十世紀の琳派・田中一光

・田中一光《JAPAN》
琳派は私にとって危険な世界である。さまざまな誘惑をもってせまってくる。迫ってKるというのは正確でない。そこには、あまりにも日本的な情感に満ちたぬくもりと、その優しい懐の中にすべり込みたくなるような、ふくいくとした香りがただよっているからだ。（永遠の琳派」『日本の美（第5集）宗達　光琳　京焼』学習研究社、1977年）

・田中親美《平家納経　願文（摸本）見返し》【註】田中 一光（たなか かずあき、1930- 2002）は、昭和期を代表するグラフィックデザイナー。作風は琳派に大きな影響を受けており、間接的ながら琳派を現代に広め紹介することとなった。

【琳派関連ブログ　Art & Bell by Tora』

神坂雪佳 京琳派ルネサンス ＠細見美術館　

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2007/10/29

大琳派展ー継承と変奏（第1週） ＠東京国立博物館　

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2008/10/17

琳派から日本画へ 宗達・抱一・観山 ＠山種美術館　

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2008/11/15

雷神の稲妻： その継承と変奏 ＠国宝天神さま展 ＆ 大琳派展　

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2008/11/18

RIMPA 岡田美術館所蔵 琳派名品展 ＠日本橋三越　

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2015/01/27

京都・細見美術館 琳派のきらめき ＠日本橋高島屋　

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2015/05/06

江戸の琳派芸術 ＠出光美術館　

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2017/09/22

大琳派展ー継承と変奏（最終日） ＠東京国立博物館　

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2008/11/18

日本の美と出会うー琳派・若冲・数寄の心 ＠日本橋高島屋

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2009/06/08

幕末の異端児一鈴木其一 ＠日曜美術館　

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2016/10/02

光琳を慕う 中村芳中 ＠千葉市美術館　

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2014/04/23

民営会社発足記念切手(琳派・郵政史) ＠代々木二郵便局　

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2007/10/01

「美しきアジアの玉手箱」シアトル美術館所蔵日本・東洋美術名品展 ＠サントリー美術館　https://cardiac.exblog.jp/11665145/⇒こちら

2009/08/05

酒井抱一《秋夏草図屏風》・《四季花鳥図巻》など ＠東京国立博物館 　

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2013/09/22

美術散歩　管理人　とら