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【番宣】
19世紀後半にフランスで花開いた芸術運動、印象派。そのリーダー格モネは、後の美術界に大きな影響を与えた。現代の日本の作家たちが今も色あせないモネの革新性を語る。 現在、名古屋市美術館で開かれている「モネ それからの100年」展。モネが代表作「睡蓮」に着手してからおよそ1世紀。その画業が次世代、さらに今日の作家に至るまで多様な形で引き継がれてきたのが分かる。 また油絵、写真、版画などジャンルを超え、オマージュ作品が展示されている。 番組では、作品を寄せた日本の現代アーティストが集結、モネの独創性と革新性を語る中で、従来語られてこなかった新しいモネ像を構築する。 【ゲスト】画家・児玉靖枝、美術家・小野耕石 版画家・湯浅克俊 【司会】小野正嗣、高橋美鈴(欠) 【展覧会構成】 第Ⅰ章.新しい絵画へ 立ち上がる色彩と筆触 印象派がめざしたもの。それは光あふれる世界をそっくり画面に再現する、究極の写実主義だった。しかし、そのために生み出された絵の具を並置する「筆触分割」は、逆に絵画を現実から遠ざけていく。色彩と筆触は次第に自立し、対象の再現ではなく、それ自身の魅力を解き放ち始めるのである。 この章では、初期の作品から見られるモネの筆触と色彩への強いこだわりに着目し、それが現代の作家たちにどのように受け継がれていったのかを検証する。 モネが作品の中に描き出そうとしたのは、特定の物体よりもむしろ、光や水や大気など、物体を取り巻く「形なきもの」といえる。時間や天候の推移に従い、刻々とその相貌を変える自然。画家が描き出そうとしたのは、この形なきものたちの一瞬の姿だった。 この章では、不定形なモティーフをめぐるモネの視覚的探究を軸に、移ろいや瞬間性の可視化、絵画固有の空間表現や光のイリュージョンの創出といった課題を共有する現代アートを紹介する。 クロード・モネ 《霧の中の太陽》 1904年 モネの絵画は、数多くのアーティストに参照され、引用されてきた。とりわけ「睡蓮」は、モネを象徴するモティーフとして、後代の画家たちによって繰り返し描かれ,「モネへのオマージュ」と言うべき作品群を生み出された。しかし、それは単なる「モティーフの引用」には留まらず、様々に変奏されたアプローチが試みられた。 この章では、モネの絵画にインスピレーションを得た現代の作品群を紹介し、それぞれの創作におけるモネへの共鳴、モネからの継承を読み取る。 福田美蘭《モネの睡蓮》2002年 モネ芸術の集大成ともいうべき、オランジュリーの《睡蓮》大装飾画。幾重にも塗り込まれたその絵画空間は、鑑賞者を瞑想的、神秘的な体験に誘いながら、イメージがフレームを超えてどこまでも広がっていくような感覚を作り出している。 この章では、「睡蓮」の連作を中心としたモネ後期の作品を起点として、反復の表現、異質なイメージの重ね合わせ、空間への拡がりといった、視覚的/身体的な拡張性をキーワードに、モネと現代アートとの接点を探る。 クロード・モネ《柳》1897-98年頃 もう一つのモネ~現代アーティストが語る革新~ 1.マーク・ロスコ《赤の中の黒》 児玉靖枝《深韻 – 白》
by cardiacsurgery
| 2018-06-10 16:16
| 印象派
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