ヌード展 ＠日曜美術館

日曜美術館「ヌードがまとうもの～英国 禁断のコレクション～」は、横浜美術館で開催中の「テート・ブリテンのヌード」展の紹介である。

まずは「番宣」

テーマはヌード！イギリスの国立美術館・テートの所蔵作品が登場。初来日となるロダンのなまめかしい石像から、風景画家ターナーが生涯、隠し続けた作品まで続々、見参。

横浜美術館で開かれている、ヌードをテーマとした展覧会。美の象徴として、愛の表現として、内面を映し出す鏡として、芸術家たちが挑み、形とした作品がずらり。

ゲストの作家・島田雅彦らが、存分にヌードを語る。19世紀末に、そのなまめかしさを激しく批判され、描き直したミレイの「ナイト・エラント」、そして若き日の留学中にその実物を見て衝撃を受けた日本画の大家・下村観山が模写した作品も登場する。

【ゲスト】作家・法政大学教授・島田雅彦、横浜美術館 学芸員・長谷川珠緒
【出演】洋画家・小尾修、　
【ダンス】大植真太郎、森山未來、平原慎太郎【司会】小野正嗣、高橋美鈴

１．オーギュスト・ロダン《接吻》：ダンテの神曲に述べられた「禁断の愛」あるいは「ロダンとカミーユの秘められた愛」ロダンのアトリエに置かれた《接吻》２．ウィリアム・ターナー《スケッチブック》

◆同衾する男女＠スイスの売春宿◆睦みあう男女＠スイスの売春宿◆《ベッドに横たわる裸の少女》＠スイスの売春宿◆想像をたくましくさせる《寝室：空のベット》＠スイスの売春宿　３．ジョン・エヴァレット・ミレイ《ナイト・エラント（遍歴の騎士）》◆「男性を見つめる女性」の反倫理キャンペーンに対する女性の描き直し（ミレイ）　◆水彩による模写（下村観山）日本画家の観山は、この模写の経験を裸体画には生かすことはできなかったが、《魚籃観音》↓に応用している。 4．小尾修のヌード描写の実際5．デイヴィッド・ホックニー「C.P.カヴァフィスの14編の詩のための挿絵」　
「カヴァフィス全詩集」同性愛詩集　番組中、その一篇が読まれた。ホックニー《23～24歳のふたりの男子》C.P.カヴァフィスの14編の詩のための挿絵美術散歩　管理人　とら