記事ランキング
ブログパーツ
最新のトラックバック
外部リンク
以前の記事
2021年 01月 2020年 11月 2019年 02月 2019年 01月 2018年 12月 2018年 11月 2018年 10月 2018年 09月 2018年 08月 2018年 07月 more... カテゴリ
全体
国外アート 西洋中世美術 ルネサンス バロック 印象派 印象派後期 現代アート(国外) 東洋アート 仏像 国内アート 江戸絵画(浮世絵以外) 浮世絵 近代日本美術 戦争画 現代アート(国内) アート一般 書籍 音楽 映画・写真 講演会 北海道の鈴 東北の鈴 関東の鈴 中部の鈴 関西の鈴 中四国の鈴 九州の鈴 ヨーロッパのベル アジアのベル アメリカのベル オーストラリアのベル 未分類 フォロー中のブログ
検索
その他のジャンル
ファン
ブログジャンル
画像一覧
|
これは日曜美術館「静かな絵画革命~宮廷画家ベラスケスの実験~」のメモである。
17世紀スペインの宮廷画家として活躍したベラスケスは、神話や宗教を描いた絵に価値がおかれていた時代に、主に肖像画を描き、革新をもたらした。 この番組は、その技法とは何なのかを探るものだった。 ベラスケスは、後世の名だたる画家に影響を与えている。 印象派の父と呼ばれるマネは、ベラスケスを「画家の中の画家」と称えていることは有名である。 1865年、スペインに旅行したマネは、プラド美術館でベラスケスの《道化師パプリロス》↓を見た。 マネはこの学習の成果を生かしてオルセー美術館蔵の《笛吹く少年》↓を描いた。 ルーベンスがマドリードのフェリペ4世の宮殿を訪れて、宮殿に保存されていた神話画を模写していたことは有名である。 一方、ベラスケスは、ティツィアーノの《エウロぺの略奪》(↓)のルーベンスの模写画(↓↓)を自分の《アラクネの寓話(織女たち)》プラド美術館蔵 (↓↓↓)に、1657年頃 取り込んでいる。⇒ 参照ブログ ベラスケスの《フェリペ4世》は、X線写真を見ると、当初は両手の位置が現状と異なっており、顔つきも細面ではなく、左脚を前に出したものだったが、完成時には細面で、右足を少し前に出したすっきりとした画になっている。 ベラスケスの絵画が持つ、このような近代の印象派にも通じる革新的な技法が、マネらの近代の画家を魅了し、ベラスケスを高く評価させたのである。 【参考】東京の上野で開かれている「プラド美術館展」のブログ記事はこちら。 【ゲスト】 漫画家・荒木飛呂彦:「ベラスケスが大好き」 早稲田大学名誉教授・大高保二郎:「スペイン美術史専門」 【司会】小野正嗣:新しい男性司会者 高橋美鈴:以前からの女性アナウンサー 美術散歩 管理人 とら
by cardiacsurgery
| 2018-04-15 16:52
| バロック
|
ファン申請 |
||