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急に春らしい天気になったので、美術散歩の脚を早めた。まずは、泉屋博古館分館で開かれている「木島櫻谷展」へ。
Ⅰ.《寒月》1912年 京都市美術館蔵 櫻谷の反論は文章としては残っていないが、後に「寒い悲しい余雪の淋しさをこの狐であわわしたいと思い、夜の色の表現や竹の配置などに苦労した」と語っていたとのことである。このため、あえて狐の目に鋭さを感じさせるものにしておいたのだろうか。 Ⅱ.《かりくら》1910年 櫻谷文庫蔵 渾身の力で馬を駆る男たちの表情、躍動感のある3頭の馬、馬の姿空を舞うように見せる右奥から左手前に乱れなびく薄には、迫力がある。 西洋画的な鮮やかな濃彩を施したこの作品は、第4回文展での発表後、翌年開かれた巽画会・ローマ万美術博覧会以降、行方不明となっていたが、近年櫻谷文庫でマクリ状態で発見され、昨2017年に修復を終えたのである。 【参考1】夏目漱石の美術世界展@東京藝術大学大学美術館 ⇒ こちら 【参考2】漱石先生 この絵はお嫌いですか 木島櫻谷~@日曜美術館 ⇒ こちら 【参考3】木島櫻谷 近代動物画の冒険 Part Ⅰ ⇒ こちら 美術散歩 管理人 とら
by cardiacsurgery
| 2018-03-14 17:10
| 近代日本美術
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