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本日1月10日の朝日新聞夕刊の「文芸・批評」欄に、池澤夏樹氏の「終わりと始まり」という興味ある論考が載っていたので、ここにその概要を紹介したい。
![]() 法隆寺金堂外陣の壁画は、1949年1月26日の火災で焼けてしまい、今見ることができるのは模写である。 【参照】法隆寺 祈りとかたち @東京藝術大学大学美術館 ![]() これらは、現在、ほとんどが、食堂の東に造られた収蔵庫に収められている。 絵柄はみな同じで、二名の飛天が並んで天空を舞っている。 ![]() ![]() ![]() ![]() 現在の収蔵庫には空調の設備がない。一方「飛天」の壁画は1300年間それに耐えてきた。したがって現在の空調のない環境は収蔵品にとって受容することができるものともいえる。 また。文化財の保存と公開についても、二者択一的な議論は当を得ていない。千年未公開の秘仏には未公開という価値しかない。レプリカ(クローン文化財)の活用も一つの解決法である。 「クローン文化財」については別報に書いた。 【追記】法隆寺金堂壁画には、上記の外陣壁画12面と内陣小壁画20面(飛天図壁画)の他に、外陣小壁画18面(羅漢図壁画)があったが、5面は明治時代以前に塗りつぶされており、残り13面は1949年の火災の際にて粉砕された。 美術散歩 管理人 とら
by cardiacsurgery
| 2018-01-10 21:34
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