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この展覧会は「Ⅵ章」で構成されている。
ここでは、そのうちの「第Ⅰ章」と「第Ⅱ章」の主要作品について書くこととする。 第Ⅰ章<文人墨戯> 書・詩・絵・文・画に通じた明を代表する多芸の才人・徐渭の《花卉雑画巻》が二点並べて展示されていた。徐渭の作品は、失意と狂気の果てに生み出されたものとされる。東京国立博物館蔵の方が中年期、泉屋博古館蔵の方が晩年期の作品である。 ・徐渭《花卉雑画巻》東京国立博物館 明 万暦3年(1575) 第Ⅱ章 <明末奇想派> 北宋後期の文人、米芾の末裔とされる米万鐘の作品が2点出ていた。 ・米万鐘《柱石図》、明 17世紀 根津美術館 不可思議な形の岩が描かれている。 波乱の人生を送った張瑞図の作品が2点出ていた。 ・張瑞図《春景山水図》明 崇禎元年(1628) 絖本墨画 泉屋博古館 18 ・張瑞図《山水書画巻》明 崇禎11年(1638) 金箋墨画淡彩 泉屋博古館 17 重美 明末清初には、金箋(きんせん)という「金箔を塗った紙」も流行した。張瑞図の《山水書画巻》は金箋の上に水墨で画を描いたもので、全体が光って見える。古体に倣った六様の山水を描き、間に古詩六編を書している。(↓)は六番目の山水。 【参考】 ・典雅と奇想 明末清初の中国名画展 第1報 @泉屋博古館分館 ・典雅と奇想 明末清初の中国名画展 第2報 @泉屋博古館分館 ・典雅と奇想 明末清初の中国名画展 第3報 @泉屋博古館分館 ・典雅と奇想 明末清初の中国名画展 第4報 @泉屋博古館分館
by cardiacsurgery
| 2017-12-04 11:46
| 東洋アート
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