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「今回のぶらぶらは、秋の京都2時間スペシャル!」という2時間番組だったが、1時間番組と誤解していたので、始めの1時間に放映された「圓徳院北庭」はミスして、「国宝展」の途中から見ることとなった。
この特別展の最大の見どころは雪舟の国宝全6点が集まる「雪舟ルーム」である。 ●雪舟筆《天橋立図》 @京都国立博物館 絵の中央には主役ともいうべき天橋立が長く横たわり、その向かって左には文殊信仰で名高い智恩寺が見える。また橋立の上方には阿蘇海をはさんで多数の社寺が林立し、その背後には高くそびえる山と観音霊場である成相寺が配されている。 一方、橋立の下方にも海は日本海に通じる宮津湾。さらにその宮津湾をちょうど取り囲むように描かれた、なだらかな山並みは栗田半島である。 雪舟が描くこの《天橋立図》は、本絵ではなく下絵と考えられている。 第一に、この作品は、二十枚もの小紙を貼り合わせた粗末な料紙に描かれている。 第二に、この作品の籠神社や成相寺、智恩寺の建物に塗られた朱が乾ききらないうちに絵を真ん中から半分に折り畳んだため、空や山、海などに朱がくっついてしまったのである。 第三には、この作品には成相寺の山門の掲額のスケッチが描き込まれていることが挙げられる。これは本絵を描く時の覚え書きであるとされている。 なお、本絵は徳川将軍家に伝来したが、後に焼失したと伝えられている。 ●雪舟筆《山水図》 近景の岩などは俯瞰視的に、遠景の海は水平視的に描かれている。これは、セザンヌの多視点絵画を先取りした技法ともいえる。 ●俵屋宗達《風神雷神図屏風》建仁寺 ●尾形光琳《燕子花図屏風》根津美術館 ●長谷川等伯《楓図》智積院 ●円山応挙《雪松図屏風》三井記念美術館 ●《彦根屏風》彦根城博物館:「琴棋書画」をテーマにした近世風俗画。 ●《時雨螺鈿鞍》永青文庫 ●《志野茶碗 銘卯花墻》三井記念美術館 2.フォーエバー現代美術館 @甲部歌舞練修場別棟・八坂倶楽部 これは祇園に登場した話題のアートスポットで、祇園甲部歌舞練修場の別棟と隣接する八坂倶楽部に草間彌生作品を集めた「フォーエバー現代美術館」が期間限定でオープンしたもの。案内人は穂積恒館長。 ここでは純和風建築と現代アートが融合し、畳敷きの大広間で草間作品が見られるのは、京都ならではである。 ●オブジェ《巨大かぼちゃ》2007年 フォーエバー現代美術館蔵 制作前の約束は500万円とのことだったが、高松宮殿下記念世界文化賞を2006年に受賞した後、1000万円に値上げされたが、言い値で購入したとのこと。山田五郎曰く「現在はさらに値上がりしているだろう」。 ●《私の魂を乗せてゆくボート》1989年 フォーエバー現代美術館蔵 ●《黄樹》1992年 フォーエバー現代美術館蔵 【参照】草間彌生 わが心永遠の魂 @新国立美術館 ⇒こちら 美術散歩 管理人 とら
by cardiacsurgery
| 2017-11-18 15:30
| アート一般
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