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これは「第5章 新たな女性像ー次代へのかけはし」のブログ記事。
英山は文政三年頃、「東姿源氏合」を世に送り出した。女性の半身像を描くシリーズで、歌麿の大首絵ほどではないが、顔を大きく描いている。このため、特徴的な髪の生え際、眉、睫毛の緻密な毛彫りが良く分かる。 文化期の英山美人とは異なるやや硬い表情や太い衣紋線も特徴的で、顔の表現は渓斎栄泉に似てきている。他にも、文化末ー文政前期頃には、瞳の黒目が大きくなり、背丈がやや低い女性像が見られるなど、英山美人画には新たな展開があった。 また、掛物絵が増え、美人版画は次第に減っていった。文政期には、美人画の第一人者の座が、次第に門人格の絵師・渓斎栄泉や歌川国貞に移っていくようになったのである。 ・《東すがた源じ合 紅葉賀》文政3年頃 大判錦絵 「東姿源氏合」は、源氏物語と女性の半身像を組み合わせたシリーズで、現在五図が知られている。 ・《青楼美人春手枕 鶴屋内 橘》文化末ー文政前期頃 大判錦絵三枚続 現実の橘の周りには、読書する禿のうこんとさこん、火箸を手にした振袖新造、文の代筆をしている番頭新造が描かれている。 ・《青楼美人雪月花 扇屋内 花窓》文化末ー文政前記頃 大判錦絵 ・《風流諸国名勝 勢州二タ見浦》文化末ー文政前期頃 大判錦絵 額縁形のコマ絵の中に全国の名勝を、本絵には女性と子供を描くシリーズの一図。 ・《風流美人子宝合 冬》文化末ー文政前期頃 大判錦絵 季節感あふれる景の中に子供と女性を描く揃物の一図。 ・《納涼美人子宝遊 提灯》文化末ー文政前記頃 大判錦絵 夏の夜の母子を描くシリーズの一図。 ・《しなのや立美人》文政頃 大判錦絵竪二枚続 美術散歩 管理人 とら
by cardiacsurgery
| 2017-11-17 11:48
| 浮世絵
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