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これは「第4章 自然の中へ 遠ざかる日本の夢」の記事。
1888年のクリスマス前、ファン・ゴッホは耳切り事件を起こし、コーギャンとの共同生活も終焉を迎えた。アルルの病院に入院した後、ファン・ゴッホはサン=レミの精神病院に移った。これ以降、ファン・ゴッホの日本への熱狂と賞賛は影を潜めるが、日本美術からの影響は受け続けた。 パリ時代の風景画 ファン・ゴッホが風景画に重点を置きだしたのは、1887年のパリ時代からである。これらには寸印象派の点描技法の他に、日本の浮世絵版画を独自に吸収した自由な解釈による空間構成が現れている。具体的には、手前のモチーフを誇張してクローズアップしているのである。 ●ファン・ゴッホ《アニエールの公園》1887年 個人蔵 地平線を画面から排除した構図で、画面の3分の2が地面となっている。 ●ファン・ゴッホ《下草とキズタのある木の幹》1889年 ファン・ゴッホ美術館 過剰な筆触と複雑な色彩でうろこ状の樹皮を表している。 ●ファン・ゴッホ《ポプラ林の中の二人》1890年 シンシナティ美術館 サン=レミ時代以降の花鳥画 サン=レミ時代以降、ファン・ゴッホは草花・昆虫・木の枝などをクローズアップで非対称の構図で描いている。これらは歌川広重や二代歌川広重などの花鳥画を思わせるものである。 ●ファン・ゴッホ《蝶とけし》1889年 ファン・ゴッホ美術館 美術散歩 管理人 とら
by cardiacsurgery
| 2017-11-11 15:10
| 印象派後期
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