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9月18日(月・祝)午後7時30分~8時43分までのNHK特集ドラマ「眩(くらら)~北斎の娘~」を偶然に視聴した。
なかなか面白かったのでメモを残しておく。 【概略】 アメリカの有名雑誌が選定した「この千年でもっとも重要な功績を残した1000人」そこに、日本人として唯一選ばれた「葛飾北斎」 その天才画家・北斎を陰で支えつつ、晩年には独自の画風にたどり着いた北斎の娘「応為(お栄)」の半生にスポットを当てた直木賞作家・朝井まかての小説「眩」を4Kドラマ化したものである。 【登場人物】 葛飾北斎の三女である。一度は絵師に嫁ぐものの、夫より自分の絵を優先する態度が災いし父の元に出戻った。その後は北斎の最晩年まで二人三脚で北斎の画業を支え、北斎亡き後も死ぬまで絵師として生涯を全うした。 宮崎あおいの相手役は松田龍平が演じる池田善次郎(溪斎英泉)である。 ご存知のように、北斎は世界にその名を残す天才絵師である。当時も浮世絵の大家として多くの門人や門弟を持ち、創作意欲旺盛で驚異的な数の傑作を世に残した。 北斎は、百歳を超えるまで画業を追求することを願い、晩年は自ら画狂人と称した。世界にその名を残す天才絵師。当時も浮世絵の大家として多くの門人や門弟を持ち、創作意欲旺盛で驚異的な数の傑作を世に残した。百歳を超えるまで画業を追求することを願い、晩年は自ら画狂人と称した。 脇役としては、滝沢馬琴役の野田秀樹、小兎(こと)役の余貴美子、弥助役の三宅弘城が活躍する。 滝沢馬琴は「曲亭馬琴」を名乗って多数の作品を残した戯作の大家である。北斎とは長年合作し、一番多くの挿絵を描いてもらったが、我の強い二人はやがて喧嘩別れした。しかし北斎が病いに倒れた時、真っ先に駆けつけたのは馬琴であった。馬琴は帰りしなに、応為に柚子を渡して、北斎に柚子を酒で擂り潰して与えると良いと話し、応為もその指示に従った。 弥助(魚屋北渓?)は北斎の一番弟子として応為と一緒に長年北斎を支えた。その後絵師として独立したが、最後まで北斎に寄り添い、最後の作品となる「富士越龍図」の完成にも立ち会った。 《春夜美人図》メナード美術館:闇だからこそ光が見える。 《富士越龍図》北斎館:北斎の絶筆。 1.善次郎が応為に北斎からの独立を勧める:応為は北斎から学びつつ、自分の腕を上げていくため、絵師として独立する道を選ばなかった。 2.応為を吉原へ連れていく善次郎:応為は、善次郎の三人の妹と将来妻となる女性がこの吉原で働いていることを知った。 3.善次郎の家の方面の火事を見つめる応為:火事見物が大好きな応為でも、この火事が善次郎の家に燃え移ることを心配している。事実、焼け出された善次郎は親戚の家に身を寄せ、女郎屋を開き、数年間北斎と応為の居宅に姿を現さなかった。 4.善次郎の野辺送りの列を陰から見送る応為:父親・北斎の奨めで善次郎の葬列を影から見送った応為は棺桶のすぐ後の善次郎夫人が応為に会釈していることや葬列の最後に善次郎の妹三人が並んでいることを見届けた。 【参考】映画「百日紅」
by cardiacsurgery
| 2017-09-20 10:56
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