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「六本木開館10周年記念展 天下を治めた絵師 狩野元信」が開かれている「サントリー美術館」に行ってきた。
6階で体験型ミニレクチャー「掛軸」に参加した後、4→3階の展覧会場に移動した。 ![]() 会場には重要文化財が溢れていたが、展示リストを見るとこの展覧会は六期に分かれている。 美術ファンとしては、やむなく図録を購入することとなる。「六本木商法」なのかもしれない。 閑話休題、早速展覧会の構成順に、今回見られたお気に入り作品をあげていく。 第1章 天下の画工の超となるー障壁画の世界 狩野永納《本朝画伝》狩野家終に元信を得るに至りて、天下画工の長となる ![]() ![]() ![]() 重文・馬遠《清涼法眼禅師・雲門大師図》南宋時代 京都・天龍寺 ![]() 第3章ー真・行・草 狩野正信《山水図》正信による山水図の代表作。橋の上の二人の高士と琴を持った童子は、対岸へと歩を進めている。茅屋の主人は机に向かって、かれらの到着をまっている。近景に茅屋、中景に水面、遠景に遠山を廃する構図は、周文様式の山水図の伝統を踏襲したものである。 しかし樹木や岩肌の精緻な描線、計算された奥行表現、代謝・緑・藍の淡彩などには正信の個性が感じられる。正信の岩や樹木の形態や破綻のない景観描写は、息子・元信の《真山水図》に受け継がれている。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 狩野永納《本朝画伝》狩野家は是れ漢にて倭を兼るものなり ![]() ![]() ![]() 狩野元信《白衣観音像》ボストン美術館:本作は阿波蜂須賀家の旧蔵品で、フェノロサが山中吉兵衛(後の山中商会)から購入して愛蔵していた。 ![]() ![]() 重文・狩野元信《細川澄元像》東京・栄青文庫:像主は、室町幕府を支えた細川家中の争いを制して一時的に宗家を継いだ武将。永正四年(1507)の賛がある。 ![]() 本作の存在は、元信への絵画需要が、有力大名や富裕な商人のみならず在地領主層にも浸透していたことを示している。永正十八年(1525)の賛。 ![]()
by cardiacsurgery
| 2017-09-19 14:42
| 国内アート
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