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9月17日(日) 午前9時からの「NHK Eテレ」で日曜美術館「熱烈!傑作ダンギ ゴッホ」を視聴した。
ゲスト は 、松嶋尚美(タレント)・しりあがり寿 (漫画家)・圀府寺司 (大阪大学教授)、司会は、井浦新・高橋美鈴 ゴッホの画家人生をオランダ、パリ、アルル、サン・レミと辿るストーリーは何度も聞いて飽きている。 今回のゲストたちのゴッホのお気に入り作品は、松嶋尚美《星月夜》、しりあがり寿《包帯をしてパイプをくわえた自画像》、圀府寺司《アルルの跳ね橋(ラングロアの橋)》↓、井浦新《古靴》ということだったが、最初はそれだけの話だと思った。 ![]() ![]() それは、大部分が失われているゴッホ作品の一部だけが日本国内に存在しており、その画の全図復元プロジェクト(監修:圀府寺司教授)の内容を番組で紹介することであった。 その作品の残存部分は《水夫と恋人》と命名された画(↓)である。この残存部分にも、ゴッホの激烈な筆致と色彩が目立っている。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 第一に残存部分を模写し、第二に手紙のスケッチに基づいて推定画面を描き、最後に手紙の色指定に従って色入れを行っていった。 ![]() 完成作は(↓)である。 ![]() ![]() ![]() ゴッホがパリで浮世絵から知った日本に憧れアルルを日本と考えて制作に打ち込んでいたことは良く知られている。一方、ゴッホ終焉の地オーヴェールを多数の日本人が訪れて、ガッシェ家の芳名録に署名していたことが近年明らかにされている。 今回の展覧会(北海道展)の途中から、《恋人たちのいるラングロワの橋》の復元作品が参考展示されたとの記事が北海道新聞に載っている。おそらく残存部分《水夫と恋人》も出ていることだろう。 ![]()
by cardiacsurgery
| 2017-09-17 16:35
| 印象派後期
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