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これは「世界のプリンス・プリンセス物語」関連記事の第2報である。 メッテ=マーリットはノルウェー王子妃。幼い頃に両親が離婚し、母に育てられた。少女時代の生活は荒れたものであり、麻薬に手を染めたこともあった。1997年、交際していた男性が妊娠判明とともに彼女を捨てたため、シングルマザーとして長男マリウスを出産。これを機に彼女は今までの生活を改めることを決意して麻薬を断ち切り、育児をしながら飲食店などで働くかたわら、勉強してオスロ大学へ入学した。 オスロ大学の学生だった1990年代後半、王太子ホーコンとロックフェスティバルで意気投合。マリウスを連れてホーコンと同棲を始めた。 王太子が結婚もしないまま同棲したことはもちろん、彼女が"シングルマザーであることも国民に驚きを持って迎えられた。 また、2人の交際が深まるにつけ、マリウスの父親が麻薬常習者で服役していること、彼女自身も過去に麻薬パーティーに参加した経歴があることなどが次々と暴露されたため、連日マスコミの非難を受けた。 2000年12月に正式に婚約が発表されたが、その際の会見でメッテ=マーリットは涙ながらに自らの過去を国民に謝罪し、過去との決別を約束した。 この会見で好感度を急上昇させ、国民の支持を獲得した。2001年8月25日、成婚。結婚後、"国際連合エイズ合同計画" に関わっていることは、彼女の経歴からみて相応しい活動であるといえる。 美術散歩 管理人 とら
by cardiacsurgery
| 2017-06-02 15:52
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