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今週の日曜美術館は、広重の「諸国六十余州旅景色」だった。以下はそのメモである。
司会の大橋美玲は「諸国六十余州旅景色」は知らなかったとのことだが、井浦新はよく知っていて、自分の旅にも利用しているとのこと。 わたし自身は「諸国六十余州旅景色」はよく知っており、人文社発行の「広重の諸国六十余州旅景色」も持っている。以下に挙げた作品番号はこの本に依るものである。 ![]() 1.日本三景 ・丹後 天の橋立 (京都府)38:広重は、「イザナギノミコトが自分の住む天上とイザナミノミコトの住む地上を行き来するために梯子をかけたが、これが倒れて天の橋立となった」という伝説を知っていたのだろう。橋立が天に向かって延びている。鮮やかな藍の海、打ち寄せる波の白、松林の緑が印象的である。 ![]() ![]() ![]() ・阿波 鳴門の風波 (徳島県)55:吸い込まれそうな渦潮の迫力に目が行くが、岩に当たって高く舞い上がる波しぶきや寄せては返す波頭もすばらしい。 ![]() ![]() ![]() ・江戸 浅草市 (東京都)17:歳の市で賑わう浅草寺の境内が描かれている。羽子板などの正月用品、桶や籠などの生活用品が並んでいるのが見て取れる。 ![]() ![]() ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 【コラム:広重は現場を訪れていたか?】 A.現場を訪れていた場所 ・甲斐 さるはし (山梨県)14:猿橋は、両岸から肘木を重ね、せり出すように連ね支点としているところが「奇橋」といわれる所以で、橋脚がなくまるで宙に浮いているように見える、広重は旅日記に「猿はしまで行道二十六町の間、甲斐の山々遠近に連なり、山高くして谷深く、桂川の流、清麗なり。十歩二十歩行間に、かはる絶景、言葉にたえたり、拙筆に写し難し」と書いていた。番組の小池レポーターがボートに乗って桂川から見上げ版画の遠山が見えないことに気付き、一方猿橋の上からは遠山が見えるので、広重は両視点から一つの作品としたことを証明していた。 ![]() ・上野 榛名山雪中 (群馬県)26:スケッチ帖を見ると、完成作に描かれている橋やお堂はスケッチにも認められる。 ![]() ![]() ・土佐 海上松魚釣 (高知県)58:「日常の状景」の項で述べたように、鰹の一本釣を題材としたもので、「日本山海名産図会」を参照している。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 4.雪月花 ・花:因幡 加路 小山 (鳥取県)40 湖山池(鳥取県)を描いたもので、手前の松はそれほど目立たないが、満開の桜の艶やかさが印象的である。 ![]() ![]() ![]() ・美作 山伏谷(岡山県)46:多数の太くてしなる斜線によって暴風雨であることが分かる。旅人は舞い上がる笠を追いかけ、飛んでいこうとする笠を押えている。 ![]() ![]() 大久保純一教授のコメントでは、「広重は、東海道五十三次「庄野」や江戸名所百景「大江戸あたけ」など雨の名作が多い」とのこと。 【関連展覧会】 広重ビビット 原安二郎コレクション 2016年4月29日(金・祝)~6月12日(日)サントリー美術館美術散歩 管理人 とら
by cardiacsurgery
| 2017-05-01 11:36
| 浮世絵
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