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今回の展覧会のサブタイトルが「フランス絵画の宝庫 ダヴィッド、ドラクロア、ピサロ、ゴーギャン、フジタ・・・」となっているように、なんでもありの展覧会だと思って、期待しないで見に行った。
ところが、ランスはレオナール・フジタゆかりの地とあって、フジタの作品が充実していた。 展覧会の構成は次の通り。 第1章 国王たちの時代今回はこのうち第1~3章を「その1」で述べ、第4章は別に「その2」に書くこととする⇒こちら。 第1章 国王たちの時代 バロック様式とロココ様式 1589年、ブルボン朝のアンリ・ド・ナヴァールが王位に就き、アンリ4世となってブルボン朝を開いた。アンリ4世はナント勅令によって宗教戦争に終止符を打ち、宰相リシュリュー枢機卿やマザラン枢機卿などの有能な政治家がフランスを立て直し、ヨーロッパにおける実権を握った。15∸16世紀のヨーロッパ絵画はイタリアのルネッサンス画家・カラヴァジェスキ画家、さらにはフランドルのレンブラントやルーベンスなどが覇権を握っていたが、17-18世紀になるとフランス美術も独自のスタイルを確立した。17世紀においては、ルイ14世の絶対王政の下にバロック美術が発展し、18世紀にはルイ15世の下に優美なロココ美術が大勢を占めたのである。 ・作者不明(フランス)《ルイ13世》17世紀:ルイ13世はブルボン朝2代目の王。この時代、宰相リシュリューなどの有能な政治家が活躍して、絶対王政の基礎が作られた。 1789年に始まったフランス革命により絶対王政が終わり、フランスは民衆が政治を行う国となった。王族や貴族が力を失ったことで、優美なロココ様式に代わって。知的で理性的な「新古典主義」が誕生した。19世紀になると、情熱的で自由な表現を求めて「ロマン主義」が登場した。19世紀半ばには目に見える世界をありのままに描いた「写実主義」が流行した。 ・ジャック=ルイ・ダヴィット(および工房)1793年:ダヴィットは「新古典主義」を代表する画家。これはブリュッセル王立美術館蔵《マラーの死》の再制作作品。革命家マラーの暗殺をテーマにしたこの作品は人気が高く、ダヴィッドの監督下に工房で多くの同一構図作が描かれた。右側の箱には「私を貶められぬが故に、私を暗殺した」と記されている。 ・ウジェーヌ・ブーダン《ダンケルク周辺の農家の一角》1889 1870年代から198年代にかけての「印象派」と19980年代から1890年代にかけての「ポスト印象派」の時代である。 ・アルフレッド・シスレー《カーディフの停泊地》1897:ポメリーの経営者アンリ・ヴァニエの所蔵作品。ウェールスに旅行した際に「印象派」のシスレーが描いた画。 美術散歩 管理人 とら
by cardiacsurgery
| 2017-04-28 14:38
| 国外アート
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