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今日も良い天気、満開の桜見物は近くで済ませて、原宿の「浮世絵動物園」へ。
![]() ![]() ![]() ・祇園井特《狆を連れた美人図》:美人の唇の笹色紅が光る。 ・礫川亭永理《犬と立美人図》:太田南畝賛。 ・北尾重政《見立普賢菩薩図》:真巌賛。垂髪で柔和な顔立ちの遊女が白象の上に腰掛けている。遊女「江口の君」が普賢菩薩の化身であったという謡曲「江口」から、白象に乗った遊女の姿から普賢菩薩が常に連想される。 ![]() ・河鍋暁斎《目白に蛙図》 2.小動物百変化 ・歌川芳豊《中天竺馬爾加国出生新渡舶来大象之図》:江戸時代には日本に生息していない珍獣中の珍獣。絵のモデルは幕末の文久2年(1862)、アメリカ船がマラッカから横浜にもたらした象で、本図は翌3年、両国での見世物興行の際に制作されたもの。この象は10年以上も日本全国を巡業したが、画中文字には「一度此霊獣を見る者ハ七難を即滅し七福を生ず」とあり、福を呼ぶご利益のあるありがたい動物として宣伝されている。 ![]() ![]() ・歌川国芳《里すゞめねぐらの仮宿》:天保の改革で遊女を描くことが禁止されたために生まれた趣向の絵。ここに描かれた雀たちは一見みな同じように見えるが、嘴の開け方、首の角度など、ちょっとした違いによって、さまざまな表情が出ている。格子の内と外のやりとりや見物人どうしの会話も聞こえてくるようだし、料理を運んだり駕籠を背負ったりする姿も面白い。右下隅には花簪の売店が描き込まれている。題名に「仮題」とあるのは、弘化2年に吉原が焼けて、仮の場所でで営業していたからである。再見。 ![]() ![]() ・歌川芳員《東海道五十三次内 大磯 をだハらへ四り》:虎子石は、大磯に伝わる伝説の石だが、歌川国芳の弟子にあたる歌川芳員は、虎と石を組み合わせた「ゆるキャラ」の姿で描いた。この 《東海道五十三次内 大磯 をだハらへ四り》 が世にデビューしたのは、2010年の8月のこと。永い間、太田記念美術館の収蔵庫に眠っていたが、展覧会「浮世絵動物園」 で、日の目を見た。それから2年後に、太田記念美術館が公式twitterを開設することになり、太田記念美術館の某学芸員が、公式Twitterのアイコンを虎子石に設定した。 ![]() ・鈴木春信《猫に蝶》:猫と蝶という組み合わせの吉祥画。猫を表す中国語「mao」と蝶を表す「die」という言葉の音が、それぞれ「70歳」・「80歳」を表す言葉に似ていることから、両者の組み合わせが「長寿」の印ととらえられる。 ![]() ![]() ![]() ![]() ・歌川広重《名所江戸百景 蓑輪兼杉三河しま》:「蓑輪」は現在の三ノ輪。将軍家の放鷹の場だったが、鶴が舞降りるため一帯を餌付けの保護区に指定した。再見。 ![]() ・歌川国貞《江戸名所百人美女 薬げんぼり》:蛸模様の着物。 ![]() ![]()
by cardiacsurgery
| 2017-04-04 23:30
| 浮世絵
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