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13.《フス教徒の国王イジー・ポジェブラディ》: 条約は守られるべし(歴史1462年) (制作1923)
ローマは、1430年代までにフス派の力と決意を認めたので、ウトラキスト教会の信仰をバーゼル盟約で公認した。ボヘミアは、1458年、約150年間で初めての自国生れのチェコ王を選任し、この王の人望はきわめて篤かった。 イジー王は、1462年、彼自身の選出とバーゼル盟約でウトラキスト教会に与えられていた宗教的特権を確認するために、ローマへ代表団を派遣した。これに対し、法王ピウス二世は、この盟約を拒絶し、さらに自身の枢機卿の一人をプラハに送り、イジー王に対してウトラキスト教会を破門し、ボヘミア王国をローマの支配下に戻すよう命令した。 この画では、ミュシャは、ファンチン枢機卿のプラハ訪問とイジー王との対決の場面を描いている。赤い法衣を着けた枢機卿は尊大に立っており、イジー王は怒りと反抗心を露わにして王冠を足蹴にしている。このように王が法王の権威を認めないことを、宮廷の人々は畏敬と驚きで迎えた。前景の若者が「ローマ」という題名の本を閉じているのは、ローマとの協調関係が終結したことを意味している。 美術散歩 管理人 とら 【参照】No.1, No.2, No.3, No.4, No.5, No.6,No.7, No.8, No.9, No.10, No.11, No.12, No.13, No.14, No.15, No.16, No.17, No.18, No.19, No.20
by cardiacsurgery
| 2017-03-10 08:13
| 国外アート
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