草間彌生 わが永遠の魂 ＠新国立美術館

新国立美術館へは「ミュシャ展」を見に行ってのだが、「草間彌生展」にも寄ってみた。中は大変な混雑。平日の午前中なのに、「ミュシャ展」より混んでいる。

草間彌生の作品は以前にも観ているが（文末参照）、今回の回顧展を見て「草間は流石である」ことを再認識した。「わが永遠の魂」132点四方の壁をびっしり埋め尽くしている撮影OKの「企画展示室」(１E－１、↑）では、何枚か写真を撮った（↓）。この企画展示室内で聴いて良い「音声ガイド」には、草間本人が登場して、生涯を追いながら作品を紹介し、歌をアカペラで唄い、詩を朗読したと後で聴いたが、肝心の音声ガイドを借りなかったので、これは後の祭り。

なにせ観衆が多く、カラースライド《ウォ―キング・ピース》や鏡を使った《生命の輝きに満ちて》などは立ち見で、寿司詰め状態だった。展示室外（↑）にもミクストメディアの《南瓜》（Ⅰ－141、↓）や《木に上った水玉2017》（Ⅰ－146）、《オブリタレーションルーム》（Ⅰ－148）、《ナルシスの庭》（Ⅱ－052）が設置されていた。ショップは大混雑で、会計は廊下に3列で並んでいた。

【今までに見た草間彌生作品】

・草間彌生《自殺した私》?　＠MOT常設展：あなたのいるところ/コラージュの世界　東京都現代美術館　2006/3

・草間彌生《野に忘れた帽子》　＠迷宮＋美術館：コレクター砂盃富男が見た20世紀美術　松涛美術館　2006/12

・草間彌生《自画像》　＠ウフィツィ美術館自画像コレクション　損保ジャパン東郷青児美術館　2010/8

【追加記事】⇒こちら
【参照】フォエバー現代美術館（秋田）館長・穂積恒
【参照】フォエバー現代美術館（京都）

美術散歩　管理人　とら