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昨日の日曜美術館「ありのままこそ 応挙の極意」の概要は以下の通り。
「目の前のものを徹底的に見ること、写すこと」。応挙はときに鏡を使って冷静に写した。写生図から驚きの入念さが見えてくる。代表作の一つ、国宝の「雪松図屏風」を最新の3D機器で模写すると応挙の松は見事に立体的であることが判明した。松の立体の形を完璧につかんで絵にしていたのである。風景にただよう空気までとらえた知られざる傑作も登場するということで、根津美術館の中をめぐりながら、応挙の絵と人生の極意を探っていく。 【ゲスト】根津美術館学芸課長・野口剛、水墨画家・土屋秋恆、【司会】井浦新、伊東敏恵 応挙の極意としては、次の2点が挙げられている。 ・実際のものを写生して自分で新たに形を捉えなければ絵画とはいえない ・鏡に映して描くがよい 番組概略に載せられている画像は以下のようである。 ・木賊兔図(前期)静岡県立美術館蔵: 繊細な毛描きと周到な着彩によって描かれた三羽の兎の奥に、付立て(つけたて)で引いた緑青あるいは群青の上に、細墨線によって筋目と節を表わした木賊を配している。 描写力はきわめてすぐれており、可憐な兎の描写は比類が無い。やわらかな兎の質感と鋭くざらついた木賊の質感も見事な対比を見せている。 写生した対象と余白の関係が十分に考慮されている。 兎の周囲、外隈風に施された淡墨の上に、かすかだが確かに白雲母が蒔かれている。これは、月光のきらめきをあらわすものであり、「月下の兎」を描いたものだという魅力的な解釈が提起されている。 ![]() ![]() ![]() ![]() ・四条河原夕涼図-眼鏡絵(通期)個人蔵:応挙が10代半ばから玩具商に勤めていた時代の「眼鏡絵」で、京都の夏の夜、夕涼みに鴨川に集まってきた人々を描いている。 ![]() ![]() 以下は、根津美術館のHPのサマリーである。 円山応挙(1733〜95)は、「写生」にもとづく新しい画風によって、日本の絵画史に革命を起こした画家である。《藤花図屏風》(通期) 円山応挙筆 安永5年(1776) 根津美術館蔵:総金地に描きだされた藤。幹や枝は「付立て」という技法で一見ラフに描かれながら、コントロールされた墨の濃淡が立体感を表している。白と青、紫の絵具を重ね合わせた斬新な花房の表現は、まるで西欧の印象派のようである。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]()
by cardiacsurgery
| 2016-11-21 13:01
| 江戸絵画(浮世絵以外)
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