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出島に滞在したオランダ人たちが、北斎の肉筆風俗画を入手し、祖国に持ち帰っていたことは2007~2008年に江戸東京博物館で開かれた「北斎」展で知ることができた。
その時のブログ記事はこちらである。 実際に見たのはオランダのシーボルト・コレクション15点、フランスのデ・スチューレル・コレクション25点であり、今までの北斎の肉筆画とはまったく異質の作品ばかりであった。 以下にシーボルト・コレクションの一部を紹介する。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() その展覧会場では「本当にこれが北斎か?」と一瞬思ったが、会場には北斎の類似作品が並列に展示されており、だんだん「やはりこれも北斎なんだ」と自分にいいきかせるようになってきた。 ところが、北斎が本格的な西洋画を描いていたことを、今朝の朝日新聞(↓)で知った。 ![]() 絵画は水彩画5枚と石版画1枚で、江戸の街並みが描かれている。 1.日本橋:遠景に富士山と江戸城を望む。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 落款やサインはないが、シーボルトの子孫が保管していたシーボルト直筆の目録に6枚の絵のことが記録されており、目録には「北斎がわれわれのスタイルで描いたもの」という記述があった。 日本画では墨で輪郭を取って色付けするが、見つかった水彩画は縁取りせずに描く西洋画の技法が用いられている。 また、画面の3分の2を使い、空を大胆に描く構図にも西洋画の特徴がみられる。 シーボルトは1823年、江戸時代の鎖国期に長崎オランダ商館の医師として来日したが、シーボルトが残した記録には、1826年に「江戸に上った際、上手な絵師と会った」という記述があり、この際に北斎から絵画を受け取ったとみられる。 美術散歩 管理人 とら
by cardiacsurgery
| 2016-10-24 10:56
| 国内アート
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