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密教美術関係記事(HP or Blog)
以前から、ホームページ(#1のみ)やブログ(#2~7)に、密教美術関係記事を以下のように書いてきた。 #1 空海と高野山 @東京国立博物館 2004-05 #2 運慶ー中世密教と鎌倉幕府 @神奈川県立金沢文庫 2011-01 #3 空海と密教美術展 @東京国立博物館 2011-07 #4 空海の至宝と人生 @NHK BS プレミアム 2011-08 #5 東寺美術散歩 2013-04 #6 御法に守られし醍醐寺 前期 @松涛美術館 2014-10 #7 御法に守られし醍醐寺 後期 @松濤美術館 2014-11 五大明王のまとめ 今回、三井記念美術館に「瑞巌寺五大堂五大明王像」が出開帳してきているので(参照)、「五大明王」についてまとめておきたい。 ![]() ![]() 松島五大堂の造り付けの厨子内に祀られてきた五大明王像である。天長5年(828)慈覚大師(円仁)が延福寺(現在の瑞巌寺)開基のとき、不動を中央に、東方に降三世・西方に大威徳・南方に軍茶利・北方に金剛夜叉の五大明王を安置したと伝えられている。東寺講堂内五大明王像 中央の「不動明王」を囲んで、東方の「降三世明王」が南東に、南方の「軍荼利明王」が南西に、西方の「大威徳明王」が北西に、北方の「金剛夜叉明王」が北東の位置に置かれる。 ![]() 瑞巌寺五大堂五大明王像 不動明王は、髪を総髪として左にまとめ、弁髪を左肩に下し、顔は左右の両眼を見開く憤怒相で、頭頂に八葉の蓮華を置いている。胸飾、臂釧、腕釧などの装身具を付け、着衣は条帛、裙を着け、右手に宝剣、左手に羂索を持ち、瑟々座に坐っている。東寺の不動明王と同じく、両目を見開き、上歯で下唇を噛み、両牙を下方に出している。 ![]() 「降三世明王」顔が四面、後面を除いて眼を三眼(額に縦に一眼)とし、手は八本(八臂)、大自在天と烏摩妃を踏んで立つ。 ![]() ![]() ![]() ![]() ・制作年代: 平安時代前期、10世紀末~11世紀初 参考: 東寺講堂像=839年 醍醐寺像=10世紀前期 ⇒⇒⇒⇒⇒⇒⇒五大堂像=10世紀末~11世紀初 奈良国立博物館小像=10世紀末~11世紀前半 不退寺像=12世紀中頃(不動明王=鎌倉時代) ・造像方法: 欅の一木造(内刳りなし) ・彩色: 白地に彩色(現状は見にくいところもあり) 美術散歩 管理人 とら
by cardiacsurgery
| 2016-10-22 08:49
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