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![]() ![]() 第一章 古九谷: 古九谷窯は大聖寺藩祖の前田利治によって、江戸前期の明和元年(1655年)に開窯された。1970年代以降に行われた肥前有田の発掘調査の結果からは「古九谷は伊万里焼である」とされていたが、2000年になって九谷にも古九谷時代の窯跡が発見され、古九谷の産地が「九谷か伊万里か」という二者択一論には無理があるとされるようになってきている。 その背景として、古九谷窯を稼働させていた大聖寺藩前田家と伊万里焼の生産地有田を治めていた肥前佐賀藩鍋島家が姻戚関係にあったことがある。 古九谷は日本における最初期の色絵磁器の一つであるが、古九谷の代表的様式の「青手」は、今回の展覧会には11点展示されていた。これは紺青・紫・黄・緑の中の数色で器全体を塗り埋めたものである。 ・古九谷《青手見込梅花散文平鉢》石川県九谷焼美術館 ・古九谷《青手団扇散文平鉢》小松市立錦窯展示館 ![]() ・《色絵松鶴図皿》能美市九谷焼資料館 ![]() 「若杉窯」の主体となったのは「染付」で,日用雑器としての量産品が中心であったが、中国明代の呉須赤絵を写した皿や、古九谷青手風の色絵磁器も制作されていた。この「若杉窯」は、貞吉の門人・藪六右衛門が1819年に開いた「小野窯」とともに明治期まで稼働した。 ・春日山窯《赤絵花鳥文大皿》能美市九谷焼資料館 ・若杉窯《染付桐鳳凰図皿》小松市立博物館 ![]() ・吉田屋窯《百合図平鉢》石川県立九谷焼美術館 ・吉田屋窯《竜宮図平鉢》石川県立九谷焼美術館 ![]() ・吉田屋窯《牡丹文仙盞瓶》石川県立九谷焼美術館 ![]() ・粟生屋源右衛門《竹林七賢人文木瓜形平卓》小松市立博物館 ![]() ![]() 「九谷庄三」は、九谷焼に伝わる技法に金襴手を加え、洋絵具も用いて表現の幅を広げ、明治期の輸出陶芸の代用的な作品となり、「ジャパン・クタニ」と呼ばれた。 ・九谷庄三《龍花卉文農耕図深鉢》能美市九谷焼資料館: ちょっとクドイかな。 ![]() ![]() ![]() ・初代 徳田八十吉《古九谷写意団扇図輪花台鉢》小松市立博物館 ![]() ・三代 徳田八十吉《耀彩壺「恒河」》小松市立博物館 ![]() 美術散歩 管理人 とら 【九谷焼の交盃】 北陸出身の小生の自宅では、九谷焼が日常的に使われている。その中で特に大切にしているのは、「九谷 松寿堂製」の交盃五客。これは当時の富山県知事から結婚祝いとして頂いたものである。 ![]() ・加賀九谷焼展: 10月3日~12月20日 @加賀市・石川県九谷焼美術館、小松市・小松市立博物館/錦窯展示館、能美市・能美市九谷焼資料館 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]()
by cardiacsurgery
| 2015-08-01 16:59
| 国内アート
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