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今年の夏の暑さは酷いので、「美術散歩」も控えていたが、運動不足になってくるので、近場の山種美術館に出かけてきた。渋谷からのバスを「東二丁目」で降りると美術館へは10分ほどなのだが、強い直射日光を浴びると目がくらくらとしてくる。熱中症予防のため持参した「昆布茶」が大変役立った。
ほとんどが再見の作品だが、涼しいところで懐かしい日本画を見るとリフレッシュしてくる。 第1章: 日本美術院の開拓者たち: 青邨の師匠で日本美術院の顧問を務めた梶田半湖を始め、小堀鞆音・橋本雅邦・横山大観・下村寒山・菱田春草・木村武山 ・橋本雅邦《日本武尊像》1893年頃: 当時流行していた神話画。 ・小林古径《闘草》1907年: 闘草とは草合とも呼ばれ、強さの順位を決めた種々の草を出し合って勝負し、負けると衣服を脱いで相手に贈るという遊び。これは平安~鎌倉時代に流行ったが、ここでは平安朝の衣装を身に着けている。師の梶田半古のアドバイスに従って肌色の表現に苦心したとのこと。 ・前田青邨《異装行列の信長》1969年: 斎藤道三に招かれた織田信長が、髪を茶筅に結い、湯帷子の袖を外し、腰にのし付きの太刀を佩き、火燧袋、瓢箪を付け、虎と豹ををはいだ半袴をはいだ異様ななりふりで正徳寺に現れた。しかし信長は正徳寺ですばやく髪を結い直し、正装に着替えて道三の前に現れた。 [同時代の日本美術院] 奥村土牛・小茂田青樹・速水御舟 ・速水御舟《天仙果》1926年: からしこみ・隈取りを巧みに使って、葉の質感が鮮やかに描かれ、無花果の枝に吹く微風や真夏の太陽の光が感じられる。 ・小林古径《蛍》1912年: 伊勢物語の「むかし、西院の帝と申す帝おはしましけり」で始まる第39段に取材した作品。葬式の日に色好みの源至が女車を見つけて、蛍を女の車にいれるところだが、古径はたくさんの蛍を放し、それを見に駕籠から出てきた女性を描いてる。 ・守屋多々志《平家厳島納経》1978年: 厳島神社の大鳥居をくくっていく船は、「平家納経」を入れた櫃を載せている。 美術散歩 管理人 とら
by cardiacsurgery
| 2015-07-29 10:04
| 近代日本美術
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