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放送: 2015年7月12日 再放送: 7月19日
出演: 佐々木正子京都嵯峨芸術大学教授 円山応挙(1733-95)は、実物を徹底的に観察し描く写生を追及。目の前にそのものがあるかのように見える、あっと驚く作品を次々と生み出した。 今回の日曜美術館は、この応挙の魅力の秘密を、10点の傑作から探っていくという番組で、兵庫県の大乗寺には番組キャスターの井浦新が訪問してレポートしていた。 「応挙の傑作10選」は下記の通りである。 1.《龍文鯉魚図》 寛政元年(1789) 兵庫県 大乗寺: 「龍門」は「登竜門」のことで、この絵は江戸時代に好んで描かれた「鯉の滝登り」の原型となった作品である。右軸には滝を昇る鯉が描かれているが、近くで目を 凝らして見なければ分からない。この「視覚のトリック」は、滝の中の魚の姿は「強い光が当たっている部分では見えない」という応挙の鋭い観察力に基づいている。 応挙が孔雀の羽を描く際には、まず墨で下地を描き、これをぼかしてグラデーションを付け、まわりを「地隈」とし、その上に岩絵具の群青を塗っている。このため下地の墨が透けて見えているのである。これによって羽に「リアルな立体感」が付くとともに、「鮮烈な色彩」が現れてきたのである。 6.《藤花狗子図》 天明期 個人蔵: 藤の花弁は正確に描かれ、上から垂れ下がった藤の花房が見る者の視線を下の2匹の子犬に誘導する。このような子犬の図は応挙以前にはほとんど描かれていなかったとのことである。 【参考】 円山応挙ー空間の創造 @三井記念美術館 2010年10月
by cardiacsurgery
| 2015-07-13 12:13
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