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プロローグ-起源プロローグ-起源: アキテーヌ地方は、ラスコー遺跡をはじめとする旧石器時代の多数の洞窟遺跡で知られた人類の文化揺籃の地であるが、今回の展覧会にも17点もの考古資料が出ていた。その中で特に気になったのは、次の2点である。 ・《角を持つヴィーナス(ローセルのヴィーナス)》25,000年前頃 アキテーヌ博物館: 角は酒器なのだろうか。 Ⅰ.古代のボルドー ・ボルドー・ワインのアンフォーラ 紀元前1世紀 アキテーヌ博物館: ボルドーには古代ローマ時代からワインが作られていた。 Ⅲ.18世紀、月の港ボルドー: ワインの生産と海洋貿易の繁栄は、18世紀のボルドーに富をもたらした。 ・ジャン・ラトレ《ボルドー市と周辺部の地図》1755年 ボルドー市立公文書館: ボルドーは、大西洋に近く、ガロンヌ河に沿って三日月の形に発展したため「月の港」と呼ばれた。 ・アンリ・オラース・ロラン・ド・ラ・ポルト《ハーディ・ガーディのある静物》 1760年頃 ボルドー美術館: 殺された兄ルメール(作曲家)の楽譜と楽器が描かれた静物画で、「メメント・モリ」の作品となっている。 ・ピエール・クラール(父)《ボルドーの港と河岸の眺め(シャルトロン河岸とバカラン河岸》1804‐06年 ボルドー美術館: 賑わう港の状景。それを描く画家と妻、そしてスケッチする息子も描きこまれている。 ・ピエトロ・ヴァンヌッチ、通称ペルジーノ/ ジョヴァンニ・バッチスタ・カポラーリ、通称ビッティ(工房) / エウセビオ・ダ・サン・ジョルジオ《玉座の聖母子と聖ヒエロニムス、聖アウグスティヌス》1500‐10年頃 ボルドー美術館: ナポレオンのイタリアでの戦利品を収めるためにボルドー美術館が開設された。この祭壇画も戦利品の一つである。 ・ドラクロア《ライオン狩り》1854‐55年 ボルドー美術館: 父親の仕事の都合で子どものころボルドーに住んでいたドラクロアのパリ万博出品作。1870年の美術館火災のために上部が損傷しているが、大画面の作品で、もの凄い迫力がある。 ・ブーダン《ボルドー / 白い帆船 / 夕べの効果》1874年 ボルドー美術館 ・ジョルジュ・ルース《無題》1982年 CAPCボルドー現代美術館: 4点の現代アート。 全部で204点もの作品が出ていたが、考古資料・ワイン資料・ボルドー美術館所蔵品の混成展示で、今一つ焦点の定まらない展覧会だった。 ただ、ドラクロアとルドンの《ライオン狩り》が同じ展示室で見られたことは良かった。 この後、常設展に回って、最近西美に寄託作品として入ったフェルメール帰属の《聖プラクセティス》を見た。この作品に関する詳細な説明シートが置かれていたので頂いてきた。この作品の帰属については、Wikipediaにも詳述されている。 美術散歩 管理人 とら
by cardiacsurgery
| 2015-07-06 11:10
| 国外アート
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