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この日は、日本の女性画家の展覧会が開かれている「実践女子学園香雪記念資料館」と「山種美術館」をハシゴした。
「山種美術館」に行くときには、いつも渋谷から日赤医療センター行の都バスを使っているが、一方通行の関係で、これが行きと帰りが一部異なるルートを通っていることに、この日初めて気づいた。 ![]() この日は最初に「実践女子学園香雪記念資料館」に行く予定としていたので、「国学院大学停留所」で降りた。道を渡ると実践女子学園の中学・高校であるが、その前に設置されていた案内図には、「実践女子大・短大」に行くには「六本木通り」まで戻る必要があると書かれていた。 バスを「青山学院初等部停留所」で降りていればよかったのだが、後の祭り。「六本木通り」に戻る途中に「実践女子学園停留所」があることを発見したが、「山種美術館」に先に行って、帰りのバスをここで降りるのが正解だったのである。 後悔先にたたず。とにかく「六本木通り」へ戻り、渋谷方向に歩いていくと、「実践女子大・短大」の入口が見つかった。守衛室に立ち寄って、住所氏名を書き、入館証をもらって、やっと館内に入ることができた。「女子大」だからガードが固いのは致し方ない。 その代り、入場無料で、立派なパンフレットまで頂戴した。 ![]() さて、実践女子学園では学祖・下田歌子の意志を引き継いで、わが国の女性画家の作品が集められてきた。 今回の「実践女子学園創立120周年特別展」は、「山種美術館・実践女子学園香雪記念資料館 連携企画」の一つとして開かれており、「実践女子学園香雪記念資料館」は「江戸時代の女性画家たち」を分担し、「山種美術館」は「明治時代以降の女性画家たち」を分担することとなっていた。 ここでは、「江戸時代の女性画家たち」の主な作品を展示番号順に取り上げていく。 3.武内小鸞《唐美人図》19世紀前半: 円山応挙・応瑞、岸駒に師事。画面中央の女性は、左手に読みかけの本、右手に団扇を持って、竹製の椅子に腰かけている。その脇には、硯・水滴・筆筒などの文房具。侍女は煎茶の準備中。「読書・文房具・煎茶」は文人の書斎の設定で、この画題の女性像は中国・明清時代に好まれた。 ![]() ![]() 7.清原雪信《紫式部図》17世紀後半: 卓に向かう公家の女性が御簾を上げた部屋に坐している。庭には、松・紅葉、菊。 ![]() ![]() ![]() ![]() 13.百合《和歌扇面》・徳山(池)玉瀾《風竹図扇面》18世紀後半: 1幅の掛け軸に、母の和歌書扇面と娘の風竹図扇面が貼り付けられている。娘・玉瀾は池大雅の妻。祖母は歌人・梶、母は歌人・百合。祖母以来、祇園の茶屋を営んでおり、梶・百合・玉瀾の3人は「祇園三女」と呼ばれた。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 25.江馬細香《蘭図》1828年: 大垣の人。父は蘭方医。頼山陽に入門。この風炉先屏風では、金の切箔を散らした地の上に、水墨の2図が貼り付けられている。 ![]() 美術散歩 管理人 とら
by cardiacsurgery
| 2015-05-21 11:48
| 江戸絵画(浮世絵以外)
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