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久しぶりのマグリット回顧展。17年ぶりとのことである。しかし、私が以前に新宿に存在していた「三越美術館」で見た回顧展は1994年11月であるから、すでに20年以上が経過している。その時の図録(↓)を取り出してみると、今回来日している作品のうちかなりのものがその時にも来ていたことを認識した。
さて、今回の展覧会は土曜日に出かけたが、会場はかなり混んでいる。若いカップルが多い。 今回の展覧会のフライヤーは2枚折りの立派なものである(↓)。 左側は《ゴルゴンダ》部分 1953年、右側は《空の鳥》部分1966年。 第Ⅰ章:初期作品 (1920−1926): 美校在学中や卒後のマグリットは、未来派・抽象絵画、キュビスムなどに影響されていく。この頃の商業デザイナーとしての仕事も将来の糧となった。 ・《女たち》1922年 個人蔵: キュビスム風の裸体画。 ・《恋人たち》1928年 ニューヨーク近代美術館 デ・キリコ風のカップル。 ・《野の鍵》1936年 ティッセン=ボルミネッサ美術館: 割れたガラスに割れる前の外の景色が転写されている。ガラス自身に網膜があるとすれば、割れる前には日々の外景がその網膜に写っているのだが、人間はそのことに気付かない。人間は、割れる際にその映像を消し忘れてきたガラスを見て、初めてそのことに気付く。 ・《応用弁証法》1944または1945年 レスリー&デイヴィッド・ロガース蔵: ベルギーがナチの軍隊から解放された時期に制作された作品で、左側には意気揚々と到着する軍隊、右側にはドイツ帝国の崩壊が描かれている。生前、マグリットはこの作品を一度も展示しなかったとのことである。 ・《光の帝国Ⅱ》1950年 ニューヨーク近代美術館: 夜の風景と昼の空を同一画面に描いている。マグリットは、このような夜と昼の対比が、われわれを脅かし、魅了する「詩」の力を備えているとしている。 美術散歩 管理人 とら
by cardiacsurgery
| 2015-04-05 23:54
| 現代アート(国外)
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