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![]() 実際には、この場合の女性コレクターは「エイルサ・メロン」だけであり、現在三菱一号館美術展で開催中の「ワシントン・ナショナル・ギャラリー展」の感想をお互いに述べあうというものだった。 最初にお互いに「お気に入り作品」を3点ずつ。 林綾野さんの3点は ・ゴッホ《オランダの花壇》1883年頃: 暗い画ばかりを描いていたゴッホの明るい作品。 ![]() ![]() ![]() ![]() ・ルドン《ブルターニュの海沿いの村》1880 年頃 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ・個人コレクションだから統一感がある。 ・家庭に飾るため、サイズの小さな作品が多い。 ・内気な性格にも関わらず、彼女は高価なレオナルド・ダ・ヴィンチも買って寄贈した。 次いで、「収集癖」の話に移る。 Takさんは「ペプシのボトルキャップ」、林綾野さんは「オランダのタイル」。 Takさんのフェルメール全点踏破もこのコレクトマニアの流れだという点では両者一致。 Takさんによれば、フェルメールの作品数が山手線の駅の数と同じだからということで、スタンプラリーの計画をJR東に持ち込んだこともあったとのこと。 「収集癖」のジェンダー差に関する林さんの見解は面白かった。「コンプリート癖」は男性の特徴というのである。 後は、主な展示作品をランダムに紹介。 ・ロートレック《カルメン・ゴーダン》 ・ファン・タン・ラ・トゥール《自画像》 ・ドガ《白い襟の自画像》 ・ゴーギャン《カリエールに捧げる自画像》 ・モネ《ルノワールの肖像》 ・ルノワール《アンリオ夫人》 ![]() ・セザンヌ《牛乳入れと果物のある静物》 ・モネ《アルジャントゥユ》 ・ブーダンの2点。 ・犬・猫・馬をテーマにした作品たち。 今回の展覧会については、「またまたワシントン・ナショナル・ギャラリー展!」 という批判がある。 (参照:「2011年の展覧会@新国」のブログ記事、「1999年の展覧会@都美」のホームページ記事) Takさんは、これに対して「今回の展覧会はNAGの印象派展示室の改装のおかげであり、前回のものとは全く異なっている」と述べられ、林綾野さんからは「遠くからわざわざNAGに印象派の画を見に来た人の落胆も考えたほうが良い」という援護射撃もあった。 正直言って私は「またまた」派で今回はパスしようと思っていたのだ。しかし、在米中にNAGでレオナルド・ダ・ヴィンチの《ジネヴラ・デ・ベンチの肖像》は見ているが、「印象派展示室」までは足を伸ばしていなかったことも事実なので、今回のトークを聞いて考えなおすことにした。 美術散歩 管理人 とら 【追記】 Takさん、Kinさん、Yukiさんとは久し振りの邂逅で、互いに久闊を序しあった。このトークイベントにご招待いただいた集英社パピプラ・アートの近藤さんに感謝。
by cardiacsurgery
| 2015-03-19 23:25
| 印象派
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