記事ランキング
ブログパーツ
最新のトラックバック
外部リンク
以前の記事
2021年 01月 2020年 11月 2019年 02月 2019年 01月 2018年 12月 2018年 11月 2018年 10月 2018年 09月 2018年 08月 2018年 07月 more... カテゴリ
全体
国外アート 西洋中世美術 ルネサンス バロック 印象派 印象派後期 現代アート(国外) 東洋アート 仏像 国内アート 江戸絵画(浮世絵以外) 浮世絵 近代日本美術 戦争画 現代アート(国内) アート一般 書籍 音楽 映画・写真 講演会 北海道の鈴 東北の鈴 関東の鈴 中部の鈴 関西の鈴 中四国の鈴 九州の鈴 ヨーロッパのベル アジアのベル アメリカのベル オーストラリアのベル 未分類 フォロー中のブログ
検索
その他のジャンル
ファン
ブログジャンル
画像一覧
|
今年になって東博は3回目。今までのブログ記事は以下の通り多数。
・第1回は、もちろん「博物館に初もうで」(①特別展示 ひつじと吉祥、②聖徳太子絵伝、③源氏物語扇面・筆跡と三色紙、④茶道具と吉祥画) ・2回目は、「みちのくの仏像」と「3.11大津波と文化財の再生」 3回目の主目的は、屏風絵から襖絵に仕立てなおされた国宝・狩野永徳 《檜図屏風》 を見ることだったが、「総合文化展」で下手な写真を撮りまくってしまった。悪い癖ある。 以下は、その結果であるが、御用とお急ぎでない方は、しばらくおつきあい願いたい。 A.古代 ・重文《埴輪 船》宮崎県西都原古墳群出土 古墳時代 5世紀: 大型の準構造船の外洋船とみられ、舷側板上縁のピボットが傾斜する方向が艫、反対が舳先で、舳先・艫に立ち上がる飾板には2種の貫、船内には仕切版・船板がある。しばしば前方後円墳の造出部などから出土し、葬送儀礼に重要な役割を果たしたと考えられる。 ・国宝・狩野永徳 《檜図屏風》 安土桃山時代・16世紀: 観る者を圧倒する巨木の構図と豪華絢爛な金地濃彩の屏風としてつとに有名な作品だが、もとは天正18年(1590)12月落成の八条宮邸の襖絵の一部であった。今回、バンクオブアメリカ・メリルリンチからの支援金で修理され、元の襖絵に仕立て直された。修理の過程で、八条宮家の五七桐文の痕跡が発見され、八条宮家別邸の桂離宮の修理に使った版木で、唐紙を復元制作したとのことである。このあたりのことは、受付で頂いたパンフレット(ダウンロードはここから)に仔細に記されている。 ・重文《天狗草紙(東寺・醍醐寺巻)鎌倉時代・13世紀: 再見だが、今回は何枚も写真を撮った。これは、僧侶たちの驕慢心を目に見えない天狗にたとえて批判した絵巻。 (場面1)この山を挟んで、右手に東寺が、左手に醍醐寺が描かれる。 ・《紺紙金字無量義経(平基親願経)平安時代・1178年: 見返しには、極彩色で童舞の十種供養伝供。紺紙の本紙には、金界線を引き、金字で無量義経が書かれている。 ・《おいのさか図》鎌倉時代・14世紀: 人の一生を山登りにたとえた珍しい作例。画面下部には生まれたばかりの赤子。その周囲には賭弓、竹馬などで遊ぶ子ども。画面上部には男が山を登りつつ成長し、やがて老いて死にゆく様を、梅・桜・松・紅葉・落葉する樹木とともに描いている。 ・重文 伝雪舟等楊《四季山水図屏風》室町時代・15世紀: 雪舟は山水画のみならず花鳥画も描いているが、この作品では動物と植物がほぼ実物大で描かれているため迫力がある。雪舟が描いたと伝える花鳥画屏風の遺品として貴重とのこと。 美術散歩 管理人 とら
by cardiacsurgery
| 2015-02-27 23:49
| 国内アート
|
ファン申請 |
||