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昨年と同じく、年明けには大混雑となる初詣を年内に済ませることとした。
これは昨日、2014年12月28日(日)のこと。温度は低いが、無風快晴の美術散歩日和である。 1.うるわしの皇室文化 @明治神宮文化館 宝物展示室 会場には、明治天皇御料の正装や馬具、昭和皇太后御料のお召物や品物が多数展示されていたが、私は絵画作品を集中して見てきた。 ↓は、川端玉章の作品。太陽・鶴・波・岩・松などを描いた吉祥画である。 昭和皇太后御料の奈良絵本《栄花物語》)(オープンアクセスpdf)は40巻ものであるが、その中から美しい画が描かれているところが何冊も広げられていた。 「聖徳記念絵画館壁画 下図」としては、小堀鞆音の《東京御着輦》、山内多門の《中国四国巡幸鹿児島着御》(↓右)、和田英作の《憲法発布式》、白滝幾之助の《ポーツマス講和談判》、荒井寛方の《富岡製糸場行啓》(↓左)、矢沢弦月の《女子師範学校行啓》(この下絵に描かれているお召物が隣に展示されていた)。 肝心の初詣は、いつものように賽銭受けの白布の手前ではなく、階段を上って拝殿を見られる場所で拍手を打てた。 3. 明治天皇紀 附図 @明治神宮宝物殿 「宝物殿」に向う途中、自分の勤め先の建物が見えたので、撮影(↓)。 ちなみに、二世五姓田芳柳は大正10年には「聖徳記念絵画館壁画」の「考証図」を描いている。また、彼がこの「附図」を完成させたのは昭和8年だから、壁画がすべて完成した昭和11年よりも早い。 時系列で整理すると、①考証図⇒②下図⇒③壁画⇒④附図となる。一例として、《振天府》の画像を時系列に左から右に並べると↓のようである。 ①二世五姓田芳柳《考証図 振天府》大正10年《振天府》の考証図(↑最左)や附図(↑最右)は振天府の単純な外景で、振天府への戦利品搬入や奉納陳列品を描いた下図(↑左から2番目)や壁画(↑左から3番目)とは全く別の画となっている。 出口近くには、立派な英国製の「六頭曳儀装車」↓が出ていた。これは明治22年2月11日の憲法発布記念日の観兵式に使われたものである。 美術散歩 管理人 とら
by cardiacsurgery
| 2014-12-29 14:09
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