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今日は絶好の美術散歩日和に恵まれた。東近美で写真展「奈良原一高 王国」を見るつもりで、竹橋駅に降りると、ホームに↓の広告が出ていた。
古文書が多いので、まずイヤフォーン・ガイドを金200円也で借りた。これがなかなかの優れもので、他の人が古文書の内容説明やその現代語訳をへばりつくようにして読んでおられるのを尻目に、イヤフォーン・ガイドのお蔭で、どんどん追い抜いて行くことができた。 展示は次のような章立てとなっている。 1.公事方御定書の成立結論からいうと、とても勉強になっただけでなく、実に面白かった。 以下、チラシの裏面、撮ってきた写真、図録(これまた金200円也)などを参照しながら、興味を抱いた展示品について簡単に述べていくことにする。 《公事方御定書(棠陰秘鑑)》: 8代将軍・吉宗の際に定められた法典で、刑罰の基準や重要判例などが記されている。宝暦4年(1754)に完成しているが、今回出ていたのは天保12年(1841)版。 ・《黄紙》: 《牢屋敷平面図(古事類苑)》:明治大正期に編纂刊行された「古事類苑」に載っている「小伝馬町牢屋敷平面図」。 《むさしあぶみ》: 《暁斎画談》: その内部はすしづめ状態で、悪臭がこもり、皮膚病に罹る囚人も少なかった。暁斎も入牢後数十日で衰弱して保釈となり、12月に再入牢、翌年1月末に本牢T東京府囚獄、もと小伝馬町牢屋敷)に移されて、笞50の刑を受けて即日放免された。 壁のパネルで、外国人の言いなりになる日本の政府高官を描いた戯画も見ることができた。 《京兆府尹記事》: 火付盗賊改「鬼の平蔵・鬼平」として江戸市中の盗賊たちから恐れられた長谷川平蔵宣以は、池波正太郎の小説「鬼平犯科帳」の主人公として有名であるが、江戸時代後期に実在した人物である。 《甲子夜話》: 平戸藩の老公・松浦静山は「鼠小僧」に興味を持っており、「甲子夜話(かっしやわ」にその行状や逸話を詳し書き止めている。 展示箇所は「鼠小僧異聞」で、取り調べに際の鼠小僧の態度や自白の内容、捕えられる前の質素な暮らしぶり、ともに過ごした女性への思いやりなどが記されている。 松浦静山は、平戸藩邸を含め多くの藩邸に忍び込み、人を殺傷することなく、敏捷かつ鮮やかな手口で盗みを働いた鼠小僧に感じ入り、「盗中の勇者」と評している。 美術散歩 管理人 とら
by cardiacsurgery
| 2014-11-27 22:23
| 江戸絵画(浮世絵以外)
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