記事ランキング
ブログパーツ
最新のトラックバック
外部リンク
以前の記事
2021年 01月 2020年 11月 2019年 02月 2019年 01月 2018年 12月 2018年 11月 2018年 10月 2018年 09月 2018年 08月 2018年 07月 more... カテゴリ
全体
国外アート 西洋中世美術 ルネサンス バロック 印象派 印象派後期 現代アート(国外) 東洋アート 仏像 国内アート 江戸絵画(浮世絵以外) 浮世絵 近代日本美術 戦争画 現代アート(国内) アート一般 書籍 音楽 映画・写真 講演会 北海道の鈴 東北の鈴 関東の鈴 中部の鈴 関西の鈴 中四国の鈴 九州の鈴 ヨーロッパのベル アジアのベル アメリカのベル オーストラリアのベル 未分類 フォロー中のブログ
検索
その他のジャンル
ファン
ブログジャンル
画像一覧
|
平成館で「国宝展」と「国宝再現展」、本館で「近代美術」を見た後、最後に本館2Fの「特集展: 唐物」を見た。
それらは「唐物」と呼ばれ、鎌倉・室町時代になると将軍家や武家を中心に「会所」の飾り物とされた。 「唐物」を所有したい願いが茶道の普及とともに高まり、「和製唐物」が出現するにいたった。 また中国では使われず、中国で日本から注文生産として「もう一つの唐物」として、古染付・祥瑞・呉州手がある。 この特集では、①将来された唐物、②和製唐物、③もう一つの唐物の3セクションに分けて、合計57件が展示されていた。 「将来された唐物」のセクションの冒頭には、室町の座敷飾りを示す「君台観左右帳記」(↓、↓↓)が展示されていた。これによって「将来された唐物」の世界を再現しようという考えのようである。 《君台観左右帳記(摸刻本)》1994年刊行、原品:1511年写 南宋時代のものとしては、建窯の《禾目天目》、《犀皮輪花天目台》、吉州窯《木葉天目》↑の看板参照、龍泉窯《青磁千鳥香炉》↓など。 また、中国・明時代の金襴や緞子、インド18世紀の彦根更紗がいくつも展示されていたが、茶道をやっている同伴の家内のお気に入りは、《濃縹地龍牡丹唐草文様緞子(珠光緞子)》 中国・明時代 15~16世紀 前田家伝来↓である。 「もう一つの唐物」のセクションには、景徳鎮窯で作られた青花・古赤絵・五彩・古染付、祥瑞・赤絵が出ており、これらに影響を受けて国内で生産された陶磁器としては江戸時代の伊万里や京焼が出ていた。 美術散歩 管理人 とら
by cardiacsurgery
| 2014-10-25 12:23
| 国内アート
|
ファン申請 |
||