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素晴らしい秋晴れが続く中、渋谷駅前からミニバスを使って松涛美術館に行った。
醍醐寺に関する展覧会は、今まで何度も開かれてきているようだが、個人的にはこれが初めてである。今年4月に京都の洛東に滞在する機会があり、桜の醍醐寺に行ってくることを検討したが、見物客の混雑が半端じゃないと聞いて洛北の方に花見に行ってしまったこともちょっと引っかかっていたので、ちょうど良い機会だった。以下、いつものように、章別に感想を書いていく。ちなみに章立ては次の通りである。 第1章 み仏の教え ー「国宝 「過去現在絵因果経」と経典類第1章 み仏の教え ー「国宝 「過去現在絵因果経」と経典類 ・国宝《過去現在絵因果経》前半部分 奈良時代: ・国宝《紺紙金字般若波羅密経》伝菅原道真 平安時代: 全600巻の中の7巻。見返しも経文も美しい。 ・国宝《金光明最勝王経》伝小野道風 上手い。内容は、病気、健康、医者の話のようだった。 ・重文《弘法大師二十五箇条遺告》 平安時代: この保持者が真言宗の正当な後継者。 ・重文《十巻抄の内 巻3》鎌倉時代: わが国最初の仏画集。↓は「孔雀経法」の挿絵。 ・国宝《閻魔天像》平安ー鎌倉時代: ・重文《虚空蔵菩薩像》鎌倉時代: これは福徳と知恵の菩薩。左手に宝珠を持っている。 ・《不動明王》》室町時代: 仏画。 ・《帝釈天》・《水天》鎌倉時代: 白描十二天像の内。下絵で、朱・群青・緑青の絵具の下付けがある。 ・《金剛薩埵像》室町時代: 仏画。付法第二祖。大日如来の具体化。普賢菩薩と同一視される。 第3章 み仏とつながるー密教法具類 ・重文《金銅毛彫如意》平安時代: 繊細な彫金。 ・《金銅三鈷杵》《金銅独鈷杵》平安時代 ・《金銅獅子文説合相箱》1809年: 経文等を置く蓋のない箱。美しい。 第4章 醍醐にひらく文雅 ー 桃山・江戸時代の絵画と工芸品 ・国宝《豊臣秀頼8歳揮毫 豊国大明神》江戸時代 ・重文《豊臣秀吉書状(席次の次第)》1585年 ・重文《徳川家康書状(真言宗諸法度)》1615年 ・《幔幕図屏風》生駒等寿 江戸時代: 醍醐寺の五七桐紋の付いた赤幔幕と松・桜が描かれた金屏風。 ・《秋草図屏風》江戸時代 ・《理源大師像》室町時代: 開山の像。 ・《満済像》土佐行弘 1434年: 第73世座主の像。 ・《義演像》1627年: 第83世座主の像。上記を倣っている。ちなみに、現在は第103世。 ・《豊臣秀吉像》江戸時代: 礼拝の対象となっている。白い衣服の文様が浮き出ている。 ・《金天目・天目台》桃山時代: 秀吉が愛用した派手な茶器。 なかなか良い展覧会なのに、空いていた。後期にも必ず行って、「国宝 「過去現在絵因果経」の後半を読むつもりになっている。 美術散歩 管理人 とら 【追記】 後期のブログ記事はこちら。
by cardiacsurgery
| 2014-10-24 15:53
| 国内アート
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