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1999年10月、別府からタクシーに乗って臼杵に行った。その時に買った鈴。豊泉堂製
![]() 深田大仏は千年の謎を秘めて今に残る60余体の磨崖仏が雨露、風雪に曝され荒廃したとはいえ、その苔むした慈悲忍辱のかんばせ、荘厳なる姿には、思わず襟を正させるものがある。 当時の豪族、真名の長者の燃ゆる信仰は祇園精舎の縮図再現の夢を具現し、五個院の伽藍の雄大なる結構、百躯に余る仏像の全容は、長者の一族郎党を初めとして、近郷近在の善男善女が日夜この法灯の下に集い、東九州の一角に信仰の中心として、大陸文化の曙光を放ったものと思われる。 その後専念の星霜を経て、世は戦国時代となり、大友宗麟が臼杵丹生島に築城して、九州を風靡し、キリシタンを信ずるにいたり、遂に無残にも法灯もまったく消え、爾来数百年の間は誰訪なうものもなく忘れられ、国宝的古代美術日本石仏中の傑作も、大正初期までは深く叢に埋もれていたものである。 「美術散歩」 管理人 とら
by cardiacsurgery
| 2005-03-22 22:15
| 九州の鈴
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