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現在東博では台北の故宮美術院の展覧会が開かれているが、これと時を同じくして台灣美術院に所属する現代作家の展覧会が渋谷で開かれているので見に行ってきた。
台湾における「近代美術」とは日本統治下のもので、少し前に府中美術館で開かれていた「東京・ソウル・台北・長春-官展にみる-それぞれの近代美術」の出展作に代表されるものであるが、台湾における「現代美術」とは植民地支配を脱した戦後のものを一括りにしているようである。 チラシに載っている文章を以下に引用させていただく。 本展は、「美麗島」-麗しの島といわれる台湾、今そこで多彩に繰り広げられる美術を紹介する展覧会です。 1.台湾のポストコロニアル時代の美術界を牽引してきた戦前生まれである第1世代のビッグショットたちの作品とその流れをくむ第2世代の作品が並んでいる。 2.展示作品は台灣美術院の院士の作品(↑の7名以外の出展院士は14名)。 3.台灣美術院は私的な団体で、台湾師範大学出身者が多数を占めている。 4.台湾の現代美術界ではもう少し若い第3世代の活躍があるのかもしれない。 5.第1世代の作家の中には日本との繋がりを有している方もおられたが、第2世代の作家は欧米との繋がりのほうが強い。 6.伝統的な「詩書画一致」が残っている作品や「漢字」をデザインに使った作品がいくつも見られ、東洋美術の独自性が残っていた。 7.特別出品として書家・鄭前禧の見事な書が出ていた。 ・廖修平(りょうしゅうへい): 1936年の台北生まれだから、日本統治下である。国立師範大学卒業後の1962年に東京教育大学に留学。ついで、パリに留学し、更に米国に渡って研究を重ね、筑波大学で教鞭を取ったこともある。「台湾現代版画の父」と称される。彼の作品は、青銅器文様や各種の生活用品を符号として用いることで東洋的、台湾的な精神を追究し続けている。 ・台北市立美術館(2009.3 ) 美術散歩 管理人 とら 【とらのツブヤキ】 松涛美術館には改装後初めて行った。ものもと安すぎる入館料が少し上がったことには何の文句もないが、いつもは置いてあった作品リストがなく、所定の場所には白紙と鉛筆と下敷きが置いてあるだけだった。これはまことに残念。紙代を節約することが目的ならば、ネットに作品リストをアップしておいてもらいたい。
by cardiacsurgery
| 2014-08-14 09:53
| 東洋アート
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