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清代に製作された琺瑯彩には、粉彩(洋彩)と画琺瑯との二種類がある。いずれもフランスで確立した「無線七宝」の装飾法を陶磁器に応用したものである。
乾隆帝の奨励のもと、督陶官の唐英(1682-1756)は毎年春季と秋季に江西省・景徳鎮の官窯すなわち「御器廠」へ赴き、御用磁器・粉彩の製作を指導した。唐英は乾隆帝を喜ばせようと新しい技法を絶えず開発したが、その一つが「琺瑯彩回転瓶」である。 一方の画琺瑯は宮廷の工房「琺瑯作」で、景徳鎮の白磁に琺瑯彩を施したものであり、粉彩との違いは、対作品の文様の異同などわずかである。 琺瑯彩の回転瓶には、外瓶の四面に「開光」があって、瓶の首を回すと、そこから内瓶に描かれた文様が見える「開光型」のものと、「開光」がなく、瓶の首が回るだけの「非開光型」のものがある。後者は前者の前段階のものなのだろう。 今回の展覧会では「開光型」の《游魚文回転瓶》が出ていて、会場には動画で瓶の首を回すと内瓶に描かれた金魚たちが泳ぎ、藻や花びらが漂うように見えることが示されていた。 (開光型) 1.《藍地描金粉彩游魚文回転瓶》 台北国立故宮博物院 3.《黄釉粉彩八卦如意転套瓶 台北国立故宮博物院》 4.《粉彩藍地金彩透彫双龍文回転瓶》 台北国立故宮博物院 5.《磁胎粉彩官釉金花葫蘆転旋瓶》 台北国立故宮博物院 美術散歩 管理人 とら
by cardiacsurgery
| 2014-07-09 13:08
| 東洋アート
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