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この展覧会の会期は3月29日(土)~5月11日(日)だったが、出遅れて最終日に飛び込んだ。
![]() 以下、簡単にお気に入り作品を上げていく。 第1章 〈遠近法〉との出会い: ここに登場していたのは、小野田直武、司馬江漢、阿欧堂田善の洋風画、浮絵や遠近法を取り入れた錦絵など。 ・小野田直武《鷺図》18世紀 歸空庵コレクション: この再見の秋田蘭画から展覧会が始まる。空気遠近法が使われているが、近景と遠景の大小の差が極端である。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ・「眼鏡絵」は、覗き眼鏡「泰山鏡」↓の凸レンズを通すと平面のはずの風景画が奥行きのある像として見える。 ![]() ・歌川広重《名所江戸百景 駒形堂吾嬬橋》と《名所江戸百景 水道橋駿河台》: 左は本当に鳥の目で見た光景。右は手前の町屋の鯉のぼりと背景の武家の吹き流しや鍾馗の絵幟がコントラストとなっている。 ![]() ・岡田半江《洋人富士山遠望図屏風》19世紀の大きさには圧倒された。 第3章 〈顕微鏡〉でのぞくミクロの世界 ・会場には、当時の顕微鏡も何基か置かれていたが、面白かったのは《顕微鏡付羽子板型日本図》。何枚もの銅板の小さな羽子板に彫られた地図を見る仕掛になっていた。 ・歌川国芳《七ついろは東都富士尽 に 盗賊自来也 大橋之不二》↓1852年 仙台市博物館: 歌舞伎役者の衣装に描かれた蚊の拡大図が、光学機器による視覚体験の表れ。 ![]() ![]() ・堀田正敦編《禽譜:水禽》↓1831年頃 宮城県図書館: 幕府の若年寄を務めた堀田正敦による鳥類図鑑。 ![]() ![]() ![]() ・影絵では、喜多川歌麿の《銀世界》1792年のロマンチックな世界がナンバーワンで、再見の歌川広重の《即興かげぼしづくし》や歌川国芳の《其面影程能写絵》のような戯画とは一味もふた味も違う。 ![]() ・桜寧斎《鏡中図(さや絵) 1748-51年 メーテレ: 円形の部分に円筒形の鏡を置いて、一定の距離から見ると歪みが修正されて見える。これは「アナモルフォーシス」で、刀の鞘に写すことができるので「鞘絵」といったとのこと。 ![]() ![]() ![]() ![]() 美術散歩 管理人 とら
by cardiacsurgery
| 2014-05-11 21:44
| 国内アート
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