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・バルビゾン派から印象派展 ‐ボイマンス美術館展@伊勢丹美術館 1995年10月: ウィレム・ルーロフス《牛のいる風景》、《湖の牛》今回の展覧会のサブタイトルの一つは「ゴッホの原点」であるが、これはあくまでキャッチコピーで、もう一つのサブタイトル「近代自然主義絵画の成立」のほうが今回の展覧会の内容を正確に表現している。 「ハーグ派」は1870‐1900年にオランダで「近代自然主義絵画」を制作していたグループで、直接的にはフランスの「バルビゾン派」の影響を受けていたが、もう一方では「17世紀オランダ絵画」の遺伝子を受け継いでいた。 また、ゴッホやモンドリアンが初期にはハーグ派の影響下にあったことは、美術史上ハーグ派を無視できない存在としている。 以下、章立てに沿って話を進める。 第1章 バルビゾン派: ここにはバルビゾンの七星の中のディアズ以外のコロー、ミレー、テオドール・ルソー、トロワイヨン、デュプレ、ドービニーの他に、ミシェル、ジャック、さらにヨンキントやクールベの作品が出ていた。 ハーグ派の画家たちの中、実際にバルビゾンを訪れたのはルーフロス、ヤコブ・マリス、イスラエルスぐらいであり、その他の画家はパリ、ハーグ、ブリュッセル、アムステルダムなどでバルビゾン派の作品を見ていたと思われるが、ハーグで形成されていたメスダッハ・コレクションの影響がもっとも大であったと考えられる。 第2章 ハーグ派: この章は描かれた対象によって、下記の5セクションに分かれていた。それぞれの代表的作品の画像をアップする。別記されていない作品はすべてハーグ市立美術館蔵。 ・セクション1 風景画 ・セクション2 大地で働く農民: これはミレーの影響の強いテーマ。↓はエッチングである。 ・セクション4 室内と生活 ・セクション5 海景画 なかなか勉強になる展覧会だった。 ホールで下りのエレベーターを待っていると、旧知の美術ブロガーの「とんとん」さんが、そのエレベーターから出てこられた。ニアミスならぬ高層ビル42階での空中衝突である。互いに久闊を序し、近況を述べあった。 美術散歩 管理人 とら
by cardiacsurgery
| 2014-05-10 09:24
| 国外アート
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