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日曜美術館で「金唐紙展」の存在を知って飛鳥山に来て、初めてこの展覧会「冠松次郎と中田俊造」の存在に気付いた。
ところが映画「黒部峡谷探検」、「剣岳」、「赤石岳」、「鹿島槍ヶ岳と下廊下」、「尾瀬」を冠松次郎の現場指導の下に一人で撮影したのは撮影技師・白井茂であり、彼のインタビューを会場で聞くことができた。これが面白い。 ・「冠松次郎は登山家です。有名な。巣鴨の質屋のだんなですよ。質屋だから奥さんがやってくれたんじゃないのかね。冠さんが山に登っている間ぐらい」肝心の映画は3本見られた。 1.黒部峡谷探検 昭和2年 24分 繰り返すが、飛鳥山のこの展覧会も恵比寿の展覧会も本日5月6日(火・休)まで。興味のある方はお急ぎあれ! 美術散歩 管理人 とら 【追記】 最終日に再度「飛鳥山博物館」を訪問。山岳映画「黒部峡谷探検」と「赤石岳」をジックリと再見、さらにトーキー・字幕スーパー映画「尾瀬」を楽しみ、ギャラリーで高田力蔵の西洋名画模写作品と奥山峰石の鍛金工芸品を見た↓(写真撮影は許可を頂きました)。
by cardiacsurgery
| 2014-05-06 00:05
| 映画・写真
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