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恵比須の写美には最近よく出かけている。これは昨日のこと。天気は上々で暑いくらいである。↓のショウウィンドーには快晴の空、ガーデンプレイスの建物そしてカメラを構える「とら」が映っている。
![]() ![]() ![]() 有名な《デンマークの学生に講演するレオン・トロツキー》1932年は当然出ていたが、その時に撮ったネガフィルムが展示されており、ずいぶん沢山撮った中の一枚だけが作品となっていることが分かった。前述の《ドイツ軍から解放された街で》の少年も多数の写真の中の一枚なのだろう。 戦場の写真は代表作のノルマンディ上陸作戦《Dデイ》やコルドバ戦線での崩れ落ちる《共和国兵士》をはじめとして多数出ていたが、決して好きにはなれない。戦場で死ぬのは若者であって、中年以上の政治家でないことはいうまでもない。「戦争写真家」のキャパが第1次インドネシア戦争で地雷に触れて死んだ。思えば因果な職業である。 《防空壕へと急ぐ女性 スペイン、バルセロナ》1939年1月↓も、私のように灯火管制、防空頭巾、防空壕の体験のある世代にとっては十二分に理解できる風景である。会場には多くの若者が熱心に見ておられたが、戦時体験のない世代には↓の走る女性の恐怖心を共有することはできないだろう。無理の無いことである。 ![]() ![]() 今回の出展先はほとんどが東京富士美術館であるが、そこにはdefinite collectionが肖像されている。これは国際写真センター、ハンガリー国立美術館、東京富士美術館の三か所だけに保存されている937点の作品である。 また、撮影直後に現像されて雑誌などに使用されたビンテージ・プリントも何点か出ていた。それらは裏面も見られるようになっていたが、その部分の説明がなかったのは残念だった。私自身は東京富士美術館の特集展示「生誕100年記念 キャパ・ビンテージコレクション」で見ていたので概略は分かったが(記事はこちら)、もう少しvisitor-friendlyになってもらいたい。 キャパは1954年4月に初来日しており、その時に撮った《メーデー》の写真が出ていた↓。 ![]() ところが、帰宅して朝日新聞の夕刊を見ると、そのメーデー当日に日本人が撮ったキャパの別の写真↓が出てきたという記事が載っていた。 ![]() 美術散歩 管理人 とら
by cardiacsurgery
| 2014-05-03 23:07
| 映画・写真
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