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青葉若葉の光に満ち、風薫る季節となってきた。 GW初日、この展覧会の初日に覗いてきた。
![]() 第2章「法隆寺と東京美術学校」は、岡倉天心以来の美校と法隆寺の繋がりに焦点が当たっている。今回展示されている法隆寺蔵の作品を見た天心の意見が面白かった。 例えば、重要文化財《蓮池図》鎌倉時代(13世紀)法隆寺蔵↓については、天心は「奈良古社寺調査手録」の中で、「大作妙品」と評し、「唐画ニ似タレトモ蓮ノ線金岡風アリ」と書いている。狩野芳崖によるこの画のスケッチが「奈良官遊地取」に残されているとのことだった。 ![]() ![]() 第3章「法隆寺と近代美術」は美校出身者が描いた聖徳太子関係の歴史画。 ここでのお気に入りは、和田英彦《金堂落慶之図》↓、吉村忠夫《多至波奈大郎女御影》↓↓、生田花朝《山背王入滅図》↓↓↓。 ![]() ![]() ![]() 第1章「美と信仰‐法隆寺の仏教美術」には、仏像や仏画。そのハイライトは、チラシのメイン・ビジュアルとしても使われれている《毘沙門天立像》と《吉祥天立像》↓。いつもは法隆寺金堂須弥壇の釈迦三尊像の左右に安置されている対の国宝である。全体に華やかな彩色が残っており、着衣の載金・金箔・朱が美しい。 ![]() ![]() ![]() ![]() まずは2Fへ。そこには新しい技術で製作された法隆寺金堂壁画が部屋一面に飾られていた。焼損前に撮影されたガラス乾板やコロタイプ印刷、画家による模写、壁画複製特許技術を組み合わせて制作↓されたものということだったが、技術の進歩を実体験した。 ![]() 。 ![]() 手前の部屋では「映像Ⅱa:焼損前復元」と「映像Ⅱb:反転画像」が見られた。 前者では、各壁画の「焼損後写真/焼損前写真/復元写真」を並べて示されており、後者では、第5号壁画の反転像は第2号壁画で、第4号壁画の反転像がは第3号壁画であり、第8号壁画と第11号壁画の反転像も部分的に一致することが示された。 二つの展覧会はともに素晴らしい。お勧めです。 美術散歩 管理人 とら
by cardiacsurgery
| 2014-04-27 13:11
| 仏像
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