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この日は午後に東京に帰る予定となっているにもかかわらず、「京都市美術館」と「高麗美術館」を周った後、さらに「大覚寺」に行く気になった。その理由は、ホテルで見た「京都新聞」で「大覚寺にあったふすま絵 米美術館所蔵 精密な複製で戻る」という記事↓を読んだからである。
![]() ![]() 玄関門をくぐり、式台玄関に靴を脱いであがると、立派な輿の向うには狩野山楽の金碧画《松に山鳥図》が見られる。撮影禁止となっていないところをみると、複製に違いない。ということで、早速シャッターを切った↓。 ![]() ![]() 宸殿から見て右側に橘、左側に梅が植えられており、いずれにも少ないながらも花が残っていた↓。紫宸殿では「右近の橘、左近の桜」だが、ここでは「右近の橘、左近の梅」なのである。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 平安時代の明円作の重文《五大明王坐像》5躯↓は、小ぶりながら見事な円派仏師の作品である。ちなみに、左上=金剛夜叉明王、右上=降三世明王、中央=不動明王、左下=大威徳明王、右下=軍荼利明王。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() お土産に「阿闍梨餅」を買って、新幹線の切符を1時過ぎのものに早めて帰京した。 桜満開・春爛漫の京都の街を、仕事の合間に駆け巡った「京都美術散歩」はこのように大満足のうちに終わった。そして以下のような6本のブログ記事を書いてしまった。 ・その1 @茶道資料館、本法寺美術散歩 管理人 とら
by cardiacsurgery
| 2014-04-11 00:01
| 江戸絵画(浮世絵以外)
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