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今回の展覧会は、次のような4章立て。 1.本法寺と裏千家第1章 本法寺と裏千家: 本法寺と裏千家との交流の中でとくに有名なのは、寛政9年(1797)、本法寺38世・日道上人が裏千家9代・不見斎石翁を招いて開いた茶会である。 今回は、その茶会で床に掛けられた裏千家5代・不休斎常叟の《消息(本阿弥光山宛)》元禄15年(1702)↓が出ていた。そこには、父である裏千家4代・仙叟の名を継いで「宗室」となったことや、本法寺での茶の湯が流行に対して同慶の趣きが記されており、さらに裏書には日道上人が当日の会記を書いている。 楽長入寄進の《三具足(青楽香炉・青楽花瓶・青楽燭台)》↓は、青というより緑で忘れがたい色彩。楽長入作の《赤楽茶碗》↓↓の色彩と対照的だった。 不見斎石翁関連の茶道資料館からの特別出品としては、《竹二重花入 銘昔語》と《一行 春入千林處々花》他に、「南無やくし ミかけうつして まいらする それはしおたこ これは生蛸」という自賛を入れたユーモラスな《蛸薬師画賛》が出ていた。 隣の「本法寺」に移動した。見事なサクラ満開の寺内は観光客の姿が少なく、心行くまで花見を楽しみ、写真を撮った。 若い女性のボランティアの説明を聞き、阿修羅の存在も確認した。この軸は描表装だが、描かれた牡丹の花には後ろ向きのものもあるということを教わった。 通常の《佛涅槃図》と異なり、空から下りてくる麻耶夫人が描かれていない理由についてちょっとディスカッションした。 この他の展示品として印象的だったのは以下のようなものである。 ・《血書細字唐本妙法華経》高麗高宗34年(1247) ・伝趙昌《貝尽し図》明時代、16世紀↓ ・《釈迦如来坐像》鎌倉時代 ホテルに帰って一休みした後、近くのインクラインから疎水まで歩いてお花見を楽しんだ。 美術散歩 管理人 とら 【註】 京都美術散歩 一覧
by cardiacsurgery
| 2014-04-06 15:55
| 仏像
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