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前期の記事はこちらだが、その時満開だった梅はほとんど散っていた。3月にしては温度が高く、バスの中は暑いほどだったので、東京の桜もまもなく開花するだろう。
前期に行った時には「出品リスト」がなかったので、今回は図録の「作品目録」をコピーしていって、それにメモを書きこんだ。 展示番号と図録番号とがまったく異なっているので、暗い部屋で「作品目録」の作品名を探すのに難渋したが、会場で「出品リスト」を持っている人がいたので、帰りに受付でお願いしたところ、「済みません」という言葉とともに「作品目録」を渡された。 「出品リスト」と「作品目録」を照合すると、今回の展覧会の前後期で見られたのは、図録の中の一部に過ぎないことが分かった。 それ以外のものは群馬県立近代美術館の前後期で見られるのかもしれないが、詳細は不明である。 以下に、後期のお気に入りを列挙する。 1.狩野探幽 ・群虎図襖: 重要文化財。南禅寺の小方丈の襖絵。「水呑みの虎」のゆったりとした姿が面白く、流水の描写が美しい。筍も良かった。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ・雉に牡丹図: 南禅寺の塔頭・金地院の次の間の襖絵。尚信22歳の作品である。ふっくらとした牡丹の花や荒い皴の岩の表現は古くからの狩野派様式であるが、余白の大きさや雉子の柔らかな色遣い、流水の瀟洒な表現は江戸狩野派の特徴を示している。 ![]() ![]() ・富士図屏風: 真田宝物館蔵《富士図屏風》の右隻。伝雪舟《冨士三保青見寺》(永青文庫)を倣った作品。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ・倣古名画巻: ↓右に玉澗、左は夏珪の山水画だが、今回は牧谿や夏珪の倣古図も出ていた。 ![]() 美術散歩 管理人 とら
by cardiacsurgery
| 2014-03-29 11:16
| 江戸絵画(浮世絵以外)
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