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鉄道歴史博物館で「国分寺物語」を見て、汐留ミュージアムに回った。この展覧会の展示リストはこちら。
南部鉄器は盛岡藩主南部氏の庇護のもとに育まれた。藩お抱えの鋳物師は有坂家・鈴木家・藤田家、釜師は小泉家。明治時代には、内国博覧会や万博博覧会で紹介され好評を博している。また南部鋳金研究所は色彩着色や蝋型による成形を導入するなど技術革新に貢献した。このセクションでは、江戸時代から明治、大正、そして昭和までの南部鉄器が紹介されていた。 ここでのお気に入りは、以下のように多数である。 ・4代小泉仁左衛門 清光《閑事庵尻張釜》 江戸時代: 柚子肌で、釜環は獣形。第2部 南部鉄器の模索・挑戦といま 南部鉄器は第二次大戦後新しいデザインに活路を見出した。盛岡からは、海外に伝統的な南部鉄器を広めた岩鋳、現代的な作風の「空間鋳造」や「釜定工房」、老舗の「鈴木主善堂」、女性釜師が活躍する「鈴木盛久工房」、平底シリーズを制作する「薫山工房」、多角形鉄瓶を開発した「虎山工房」、水沢地区からは「小笠原陸兆」のモダンな作品が出展されていた。 この章では、現代的な作品と伝統的な作品とのギャップに驚いた。 個人的な好みが伝統的な作品の方に留まっている私自身が遅れているのかもしれないが、正直、このセクションでのお気に入りは、以下のものぐらいだった。 ・15代鈴木盛久 熊谷志衣子《櫛目丸形鉄瓶》 1991年第3部 現代の生活における南部鉄器 下記の4つの現代的な空間が演出されており、最近のトレンドを実感することができた。 ・柳宗理のコーナー: 南部鉄器のキッチンウエアと家具やテーブルウエアをコーディネイトした台所と食堂。欧米や日本における現代南部鉄器の積極的な受容とこれに対する生産者の前向きな対応をこの目で確かめられたことが、今回の最大の収穫だった。 「器も時代の証言者」なのである。 また、ロビーのビデオ映像が良くできていて、南部鉄器の製法や使用法を十分に理解することができた。 美術散歩 管理人 とら
by cardiacsurgery
| 2014-01-30 00:11
| 国内アート
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