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今年の一月は極端に寒い。ということで、「美術散歩」の出足も鈍りがちだったが、昨日は良い天気だったので、防寒体勢を十分に整えて、上野に出かけた。考えてみると「博物館に初もうで」も今年は上野ではなく両国で済ませている。
まず平成館で企画展の「クリーブランド美術館展」と「人間国宝展」を見てから、本館の「博物館に初もうで」に回ることにした。午後1時に入り、トーハクを出たのは4時半だったから、随分長くいたことになる。 ![]() 今回の展覧会には、日本絵画の他に、質の高い中国絵画、西欧絵画が出品されていたことは特筆すべきであると思う。 Ⅰ.神・仏・人 《釈迦如来像》元あるいは高麗時代: これは、東福寺伝来のものだそうだが、赤色がよく残っている。また、これは若冲の画の原本ということで、左右の文殊菩薩・普賢菩薩は静嘉堂文庫に所蔵されているという。どうせなら、これらを借用して、並べて展示してほしかった。 ![]() 《仁王曼荼羅》平安時代の白描 《二河白道図》保存状態が良い。常設展にも同じ主題の仏画が出ていた。 《融通念仏縁起絵巻》大原の良忍上人の伝記と念仏の功徳を描いている。これは下巻で上巻はシカゴ美術館にある。常設展にも別バージョンの作品が出ていた。 《釈教三十六歌仙絵巻断簡》淡彩。常設展にも出ていた。 《福富草紙絵巻》この主題の絵巻は以前にも見ているが、今回出ていたものでは女房の活躍が何図も描かれていた。 春屋宗園賛《霊昭女図》: 上品な淡彩画。霊昭女は清貧の父・龐居士を持ち、竹籠を売っている。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 《南瓜図》: 蟻のような昆虫がみんなでカボチャを引っ張る室町時代の戯画。 伝雪舟《花鳥図》: 右図には、甘草と梔子に小鳥。左図には、銀木犀と芙蓉に小鳥。 ![]() 《薄図屏風》室町時代: 金屏風に薄だけ。もともとは和歌の貼絵があったのではないかとのこと。 雪村《龍虎図屏風》: 雲を呼ぶ龍と風を起こす虎がダイナミックかつユーモラスに描かれている。 ![]() ![]() ![]() 俵屋宗達《伊勢物語色紙 住吉の浜》: 伊勢物語68段。定番の橋ではなく、社殿が描かれている。 俵屋宗理《禊図》: 伊勢物語65段。御手洗川で「恋せじというみそぎ」を行っている。宗達の類似の画を見たことがある。 渡辺始興《燕子花屏風》: 伊勢物語9段。光琳の同名の屏風にくらべると、カキツバタの茎が描かれていないことに気付く。 ![]() ![]() ![]() モリゾ《読書》 ![]() ![]() ![]() ![]() 曾我蕭白《蘭亭曲水図》1777年: 奇想派。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 美術散歩 管理人 とら
by cardiacsurgery
| 2014-01-17 13:52
| 国内アート
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