おみやげと鉄道 ＠鉄道歴史展示室

　渋谷から新橋へのルートはいろいろある。この日は爽やかな日本晴だったので都営バス01を使った。汐留ミュージアムに行くのが主目的なのだが、その際には、必ずこの旧新橋停留場に立ち寄ることにしている。

　今日は、入口にスニーカー・ナップザック姿の団体がいた。見ると「クラブツーリズモ」の旗を持った人が説明をしている。どうも中には入らないらしい。

　2階の展覧会場には、「おみやげと鉄道」の展示。結構人が入っている。　この展示は、2001年にロンドンの大英博物館で開催されていた「現代日本のおみやげ」という小企画展示の焼き直しとのこと。なんと外国人の方が「日本の旅行土産」に興味を持っているというのだから驚く↓。　土産物PRポスターのいくつかを挙げる。やはり食べ物が多いですね。　「貨物移動展覧会」というものも開かれていたようだ↓。　絵葉書も沢山出ていた。旅の便りはemailのない時代には絵葉書は必須アイテム。　鉄男・鉄子のために、昭和11年に製造されたEF55電気機関車の当時の写真や模型も出ていた。この「主体流線型列車」、あだ名「ドタ靴」・「ムーミン」は戦時の爆撃に耐えた勇士でもある。

　新橋に来られたら、さらりと見る価値は十分にあります。私はこの後、汐留ミュージアムで「モローとルオー展」を見て、汐留シティセンターでお茶をして、地下鉄で渋谷に戻った。

　夜は、中秋の名月を楽しんだ。
美術散歩　管理人　とら