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第3章 新たなる試みの時代 1909-1926
この時期の栖鳳は、美術学校教諭、画塾主、文展審査員、国画創作協会顧問として、安定的な立場にあったが、さらに新たな表現を求めて研究を続けていた。 この章では栖鳳のこうした意欲作の他に、人物画制作のプロセスや栖鳳に多くの刺激を与えた旅についての資料も展示されていた。 有名な《アレ夕立に》や《斑猫》は後期展示。 34/35 散華 明治43(1910)年 京都市美術館: 東本願寺天井画の試作。東京からモデルを呼んで、まず天井に吊るした鏡に映った裸婦の写生を行い、これに衣裳を重ねて描いていった。残念ながらこの天井画は完成をみなかった。↓は金地の34。35は青地だった。 38 雨 明治44(1911)年 京都市美術館: しっとりとした状景。画像 39 喜雀図 明治末(1912)年頃 個人蔵: 右隻に飛ぶ3羽の雀、左隻には地上の7羽の雀が描かれた金屏風。 40 絵になる最初 大正2(1913)年 京都市美術館: 上述の東本願寺天井画の第二代モデルが、画家の前で脱衣の際にみせたためらいの一瞬が切り取られている。これは何度見てもその度に感心する絵。今回は下絵も並んで展示されていた。 43 河口 大正7(1918)年 静嘉堂文庫美術館 44 遅日 大正7(1918)年 京都国立近代美術館: 籠の上にカラス。画像 45 山村秋色 大正7(1918)年頃 個人蔵: 風景画。画像 48 潮沙永日 大正11(1922)年 京都市美術館 54 林塘雪寒 大正15(1926)年 個人蔵: 濃い色彩。 55 蹴合 大正15(1926)年: 軍鶏が激しく闘う瞬間。 57 矢の根 大正15(1926)年 足立美術館: 曽我十郎を援けるために奪った馬を引く曽我五郎。画像 M-25 絵になる最初(下絵) 大正2(1913)年 京都市美術館 M-26/M-27/M-30/M-31 裸婦ほか(素描) 明治43(1910)年頃 京都市美術館 M-34 天女(素描) 明治43(1910)年頃 京都市美術館 ◆特集展示2:旅 58 北越探勝帖 明治19(1886)年 海の見える杜美術館 60 棲鳳十二富士 明治26(1893)年頃 海の見える杜美術館 61 千山万壑之図 明治29(1896)年 昌徳寺 62 羅馬古城図 明治34(1901)年 京都国立近代美術館: しっとりとした雰囲気が漂う。画像 64 羅馬之図 明治36(1903)年 海の見える杜美術館: 説明は「概報」を参照。画像はクリックで拡大。 69 城外風薫 昭和5(1930)年 山種美術館: 中国・蘇州の風景。新緑の中の塔、城、橋、青衣の人物、橋の下の舟が情緒豊かに描かれている。 M-38/39 写生帖(北越探勝) 明治18(1885)年 京都市美術館: 蟹が上手い。 M-40 写生帖(欧州旅行) 明治33(1900)年 京都市美術館 M-41/42/43 写生帖(上海風景、江南・山東風景、北京風景) 大正10(1921)年 京都市美術館 M-44/45 写生帖(潮来風景など) 昭和2~3(1927~28)年頃 京都市美術館 M-46/48 栖鳳発信 ヨーロッパよりの葉書 明治33(1900)年 海の見える杜美術館 M-50/52 栖鳳コレクション ヨーロッパ絵葉書 年代不詳 海の見える杜美術館 M-54 栖鳳旧蔵 パリ万国博覧会図録 明治33(1900)年 京都市美術館 美術散歩 管理人 とら 1「概報」、2「前期第1章」、3「前期第2章」、4「前期第3章」、5「前期第4章」、6「後期その1」、7「後期その2」
by cardiacsurgery
| 2013-09-12 07:29
| 近代日本美術
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